主人公の西がほぼ無言、妻も最後だけ。
それなのに感情やストーリーが伝わってきます。生と死、静と暴力って感じで場面によって差が激しい。
自分的にはもう少し激しいシーンが欲しかったなぁ。大杉漣の花屋の…
ソナチネと似た生と死の物語。違うのは、ソナチネは子供のような無邪気さを持ち合わせていて死を恐れ逃げるのに対して、HANA-BIは純粋な愛情を描き出して死を受け入れ向かっていくところ。個人的にはHAN…
>>続きを読む余命宣告された妻を抱え、不自由ない暮らしをさせるべくヤクザに金を借り返済に追われていく元刑事の西を描いていくヒューマンドラマ
北野映画でもソナチネに次ぐ暴力性が強調された作品
良くも悪くもソナチネが…
余命少ない奥さんと
凶弾に倒れた刑事の同僚との
義理と人情に生きる西の物語
ソナチネで確立した
静と暴力の間合いが極まっている
物語自体は純愛の物語
愛と暴力がうまく絡み合い
とても上質で上品な…
久しぶりに見たので再記録。
初めて見た時はストーリーがよく分からなくて、ラストで漸く意味が分かったのだけれど、今回は殆どのシーンに意味が込められてることが読み取れた。
生きること、死ぬことについて考…
セリフとセリフ、シーンとシーン、愛と暴力、とにかく「間」に引き込まれた作品
北野武の日本人としての感性、芸人としてのユーモアがとても綺麗かつ明確な形で作品に昇華されていた
日本語を母国語として摂取で…