HANA-BIに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『HANA-BI』に投稿された感想・評価

毛玉
4.6

『ソナチネ』より好きかも

キレると怖かったが優しい刑事だった主人公が、銀行強盗をして、病気の奥さんと旅をする。
こんなシンプルな内容なのに、演技・撮影・編集でこんなにも引き込まれるストーリーになる…

>>続きを読む
5.0

このレビューはネタバレを含みます

腕組みはさせてくれない、でも苺は戻してくれる。
下半身不随の友人には生きる理由を与えるけど、自分は妻と死ぬことを選ぶ。
理想の夫婦、持つべきものは友、そんなことを考えられる面白い映画でした。
2020
5.0

このレビューはネタバレを含みます

妻とのシーンは全部泣きたくなる
ありがとう、ごめんね。
自殺を美しいものとしてはいけない気もするけど、2人が決めたのなら....
でもやっぱり悲しすぎる

堀部さんの話も絵も、ちょっと笑えるところも…

>>続きを読む
過去鑑賞記録。
1997年にフランス行った時パリの路地裏歩いてたらミニシアターがあって日本公開前のこの映画が上映されてたので鑑賞。音声はオリジナルの日本語で字幕はフランス語だった。
11年ぶり2度目の視聴。
久石譲の曲とラストの不穏さがこれまでにない高まりと喪失感で幕引き 震えた
KOKI
4.5

諦念と虚無の世界に広がる優しさと暴力。美しい死に方。私も海で死にたい。個人的に、北野武の映画で一番好きかもしれない。死ぬ運命を避けられない妻を持つ西佳敬の気持ちに、共感しすぎてしまう。死に際を直接撮…

>>続きを読む
3
5.0
とても好き
諦念の美学を感じた。自分たちの邪魔をするものを殺すだけでそうでない者は殺さない。
夏の終わり少し雲がかかった海の水平線を眺めるような映画。
暴力のすぐ近くに優しさが漂ってる感じ。
見ているのが辛くて、あんなふうには生きれないなと僕も思う。
武さんのボケで笑う岸本加世子さんが本当に素敵だった。そしてラストシーンの銃声がずっと頭に残る。
4.6
説明しにくいけどすごくみてよかった。邦画で一番好きなラブストーリー映画決定🍓

哀しさと愛が染みる作品だった

武映画にある固有の間と静けさ
穏やかな映像でありながら常に陰鬱さが漂う。
綺麗な海、青空がどこか寂しく死の気配が重なっているように見えた。

最後のシーンでは妻が小さ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事