HANA-BIに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『HANA-BI』に投稿された感想・評価

3.7

登場人物がベラベラ喋るキャラではないからこそ、セリフの間に「余白」みたいなものを感じて、そこに現れる酸いも甘いも一周回ってきた大人たちの、落ち着きや憤りの雰囲気が好きだった

その中で巻き起こる暴力…

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よく考えると、とんでもないストーリー。実像というより観念の映像化。
およそ20年ぶりの鑑賞でした。
りー
3.6

ん〜ちょっと退屈だった🥱

人には絵の具を贈っておいて、自分はあのラストかよと突っ込んでしまった

主人公が、どっちがヤクザかわからないぐらい暴力的で、笑っちゃった

序盤あたりの編集がとてもクール…

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このレビューはネタバレを含みます

『HANA-BI』は、1997年に公開された北野武監督の作品です。彼はこの作品で、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞(グランプリ)を受賞し、世界的評価を不動のものにしました。暴力と静寂、生と死、そして夫…

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二人の愛に、多くの言葉はいらない。
友は再生し、自分は最後の咲き場所を選ぶ。
破滅も歓びも、すべてを受け止めた静かな決断。
妻の最後の一言に、共に歩んだ人生の重みが詰まっている。

花火のように儚く…

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仲間の不遇、妻の病によりお金など援助する元刑事。行き詰まり、やむなく線を越える。言葉は少ないが、語りかけてくる。

序盤の説明台詞の多さが気になったけど、実は時系列がシャッフルしている演出が映画に奥行きを与えている。後半は一転、たけしと岸本加代子の2人だけのほとんど無言のプロットに露骨な生と死の匂いが充満していく…

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Franz
4.0
たけし映画って大体が特有の余韻があると思うんだけど、この作品は特にそれが強かった。

独特の間と静けさが癖になるなー
3.7
多くを語らず、静かな映画だった。
たけし映画らしいバイオレンスな描写がありつつも、エンタメ的な賑やかさが少ない。

暴力的ながらも優しさと切なさの中に介在していた
赤足
3.8

北野武監督の代表作『HANA-BI』は、暴力と静寂、絶望と愛情を極端な対比で描き切った傑作だ。刑事を辞め、病に侵された妻と余命の時間を過ごすために破滅の道を選ぶ男・西。その姿は無骨で言葉少ないが、深…

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