1998年に公開された、北野武にとって監督7作目となるこの作品を、2年後の2000年に結婚した妻と一緒に劇場で観た。そして感動よりも、憂鬱な気持ちに沈んでいったことをよく覚えている。
思えば無理も…
北野映画の面白さあるけど、好みの話だけど男女の話は求めてないかも
パトカーを作って銃を作ってっていう『タクシードライバー』っぽい犯罪計画の感じは凄くワクワクした
その銀行強盗も派手じゃなくて淡々と…
北野武のナルシズム。
暴力性、万能性、完全性といった自己像が先般の作品と比して洗練された形で提示されている。
衝動的な暴力ではなく、仲間への忠義・仁義。
時系列をシャッフルさせる手法が一連の事件へ…
多くは語らないけれど、愛は感じられる。
守るものがあるからこそ、死を選択する。
『ソナチネ』では無意味で空虚だった“死”が、本作では重く意味を持つものとなっている。
事故後、死を実感し、向き合わな…
正しく花火のような作品
ドン!と花咲き、鮮やかな光を大きく見開いた目が反射する。
残響が遥か遠くに続いていき、その余韻に浸るも、煙幕が辺りを覆う。
それをなんとか振り払い、静寂の中、既に小さくなっ…