再見。刑務所からお宝目指して大脱獄、というオトコノコな筋書きでありながら、脱獄囚である九人の願望が完膚なきまでに叩き潰されていく様を執拗に描く。彼らが見果てぬ向こうを目指す理由は、シャバで生きる人々…
>>続きを読む“平成ノワール”
そんな言葉は無いのだが
“平成ノワール”というカテゴライズが
しっくり来る邦画たちがある。
ノワールとは“黒”を意味するフランス語で
映画界での厳密な定義はないが
主に退廃的な世…
脱獄シーンでまず心を掴まれました。一人一人のキャラクターが立っていて、生き様が詰まっている疾走感が好きだった。いつの間にかみんな死んで欲しくないとか捕まって欲しくないっていう、この9人に愛着が湧いて…
>>続きを読む映像の詳しいことはよく知らないけど、素人でも引き込まれるような映像の美しさがあった。
普段日常で断片的にみるグッとくるシーンが盛り込まれてて、ストーリーはいいからその刹那的なイカしてる情景をもっと…
このレビューはネタバレを含みます
"ここは世間のけつの穴や"
"ションベンの色濃いっすね〜"
超好き。松田龍平の鋭利な感じとどこかずっと寂しそうな不発弾みたいな存在がこんなに生きてるのは青い春以来じゃないか??と思ったら同じ監督だ…