善き人のためのソナタの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『善き人のためのソナタ』に投稿された感想・評価

エンドロールが流れている間、声を上げて泣いた映画は後にも先にもこれだけです。

東ドイツの国家保安省(シュタージ)のエージェントが主人公の、フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督・脚本作品。反体制の作家と舞台女優の部屋の監視を命じられ、盗聴器を仕掛けるが、次第に彼らに…

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zzz
4.3

人の基本的な営み、尊厳を無視し制限し、一部の人間が喜ぶ方針に固執した国の歴史は古今東西に散見され、そのどれもが内から出たストレス、反発により自滅してきた。その抑圧期にもなお織り成される芸術は芸術家達…

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長めだが結構すんなり見れちゃう。時代背景を、もっと知っておけばより楽しめた。
心情理解はできる部分と、理解できない部分があるが、ラストの流れがキレイで良い映画を見たという感じ。
.o_o.
4.2

最近観た映画の中で、いちばん心を揺さぶられた作品かもしれない。
社会主義国家特有の静けさや陰鬱さが全体を包んでいるのに、なぜか強く惹きつけられてしまった。
多分、主人公の心の揺れが場面ごとの機微な空…

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東ドイツの一面が見えた怖い映画だが、良心は誰にでもあるという所に、観終わった後安心感を持ててほっとした記憶がある。
ion
4.5
巧みに生きるか、善く生きるか。

旋律にのせられたソナタは鎮魂としてひとつの形に結実する。
9oz
4.0
主演のウルリッヒ・ミューエの経歴を地で行く物語に驚き、作品に作用する説得力があった。
3.5

1984年の東ドイツが舞台
シュタージ(国家保安省)の主人公ヴィースラーが監視対象の劇作家ドライマンと舞台女優クリスタを盗聴しているうちに2人に共感していく話

潜入捜査官が潜入しているうちに捜査対…

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REI
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ラストシーンが最高シリーズ入選
今年1良かった 本当に良かった
衝撃的に良い 全てが 構成も内容も
崖っぷち尋問のシーンがものすごい印象的 女優の姿を、自由な表現をもう一度見たい、けれど口を割ること…

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