全編セピア色調で昼夜の時間感覚が希薄になった映像で紡がれる薄汚れたヨーロッパ?の悪夢的な退廃美。
ディゾルブの多用も夢とか記憶の曖昧さを効果的に表現していたように思う。
馬(ロバ?)、メガネザル…
1984年度カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品で、フランス映画高等技術委員会賞を受賞した作品。日本公開は1987年。初公開時のチラシとVHSソフトは所有しており、以前に1度観ている。…
>>続きを読むまあ技術賞を取ってるだけあるけど、逆にそこ以外は特に語り白も無いか…
催眠というのが監督の興味としてあるらしいんだが、こういうドリームライクな映像の大喜利で成り立ってしまうテーマなのであまり好きで…
殺人事件を捜査している警部が、心に問題を抱えたまま催眠治療を受け…という作品でした。
治療を受けつつ捜査するものの徐々に不穏な感じになっていくのも良いですし、セピア色の映像も良いです。
後半に行…
難しい。抽象的で詩的すぎる。
昼寝の夢のようなぼんやりした明るさと現実味のなさ、空気感は最高。
とはいえメリハリは少なく、今がどんな状況で起承転結のどのあたりなのかが掴めないため集中力が試される。…
セピアはすごくいいと思う。
雰囲気にすごくあってるし、全体的に濁って見えていい。
物語は詩的なセリフが多すぎるっていうのと展開が遅くて派手じゃないから眠くなってくる。
主人公が明らかにおかしくなるの…