スタンダール・シンドロームの作品情報・感想・評価

スタンダール・シンドローム1996年製作の映画)

THE STENDHAL SYNDROME

製作国:

上映時間:118分

3.2

「スタンダール・シンドローム」に投稿された感想・評価

90年代以降のアルジェント作品の中では、かなり良い出来。
娘を主演に起用したせいか様式美が後退し、力強く遠慮のないタッチが表出している。
最後まで先の読めない悪夢的な物語にも迫力があり、主人公の二重人格は『反撥』や『ポゼッション』など、サイコホラーの名作を連想させた。
二度に渡るレイプ場面、そして大した意味のない全身絵の具まみれの場面など、ハードな演出に応えたアーシアは見事だ。

狂気の感染は、当時治療がしっかりと確立していなかったエイズのメタファーかもしれない。
またセラピストのおじ様含め、殺戮の憂き目に遭う男性キャラが全員かわゆいのが素晴らしい。
不穏なワンフレーズを繰り返しているだけのモリコーネは、映画音楽のミニマルな基本を、本作で改めて実践している。
shaw

shawの感想・評価

3.1
「サスペリア」はすごく好きでダリオ・アルジェントのファンにはなったものの...

こちらは少し物足りないなと感じた。色々と説明不足でツッコミどころも多い。

一番残念なのはジャーロっぽいのにそうでないところ。そもそも一連の事件の犯人は最初っから明かされてて、緊張感はない。

残酷描写はさすが、アルジェントということで娘さんを主演にしていても容赦ない。

この映画のミソは、レイプ犯事件は解決したはずだが、実はまだ何かあるぞ、というところなのだけれどそれはほぼ最後だけで、そこまでの道のりが長くて見るのに数日かかってしまった。

撮影はフェリーニやヴィスコンティの常連ジュゼッペ・ロトゥンノで、音楽もエンニオ・モリコーネという一流スタッフなのに、もう少しクオリティ上げられなかったかなー。

映像のざらついた感じと音楽はすごく不気味でよかった。
あれれ記録もれ。アーシアがかわいい。親子でこんな作品作れるのすごいな...
【吹替版】
※未製作


【英語版/字幕版】
●'99 10/3&25〜27
『ダリオ・アルジェント 鮮血の美学('99 10/2〜11/5)』
(初公開: '96 6/15〜)
配給: ザジフィルムズ
提供: ザジフィルムズ/カルチュア・パブリッシャーズ/イメージファクトリー/アイエム/ABC出版/ギャガ・コミュニケーションズ/コムストック/SHOOTシネマ企画
協賛: 代々木アニメーション学院
(初公開時配給: ギャガ/SHOOTシネマ企画)→
発売元:
販売元:
ワイド(ビスタ)
DOLBY STEREO DIGITAL SR
10/6 19:40〜 キネカ大森1にて観賞
フィルム上映
ドルビーSR映写?
オリジナルパンフ未購入
※寝落ちする。
Synovu

Synovuの感想・評価

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記録用。2017/3/19
アルジェントのサイコサスペンス。
絵に吸いこまれる感覚に陥る症状がある刑事と、彼女をつけ狙うレイプ殺人犯。が話の軸だが、冒頭から情緒不安定で、行動が謎過ぎる主人公。そのため中盤に殺人犯が呆気なく死に、展開が読めてしまう。
絵の中に入り込んでしまう現象を題材に持ってきたのは好きで、冒頭の美術館のシーンから魅了されるものがありました(日本語が聞こえるので日本人らしきアジア系観光客がちらほら)。

犯人の正体が最初から分かる事が犯人は一体誰なのかという謎解きで作品そのものを引っ張るアルジェント監督らしくない気がするものの、口に剃刀、頬を突き抜ける銃弾、犯人を退治してからの展開辺りはやはり監督ならではと言うべきでしょうか(体内や銃弾のCGは今観るとチープに見えてちょっと???)。

不完全燃焼な終わり方にも感じますが、雰囲気は十分楽しめます。
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.0
‪「スタンダール・シンドローム」‬
‪冒頭、人混みを歩く女。美術館で眩暈し倒れ、1人の男が彼女に近寄る。長髪を切り、列車で指を切る、殺人、レイプ…本作はD.アルジェントが実の娘を主演にしSSを題材に96年に監督したサスペンスで物語は連続猟奇レイプ犯を追う女刑事がSSに襲われ倒れるが男に救助される…だがそいつは彼女が追ってる犯人だったと後に対決する展開を見せる作風でフィレンツェ・ウフィツィ美術館が綺麗だし、町並みも。途中日本人観光客が日本語を話す下りがある。犯人役にはあのスターリングラードの主演T.クレッチマンには当時観た時驚いた。ドイツ俳優をわざわざ抜擢したのかって…作曲家にはモリコーネが選ばれ、あのフィンチャーの大ヒット映画セブンを本国で超えた話は有名だろう…印象的なのは目の前で男が女を強姦して頬から拳銃で弾丸を撃つ瞬間にスローモーションになって口の中が見えるCGなどを使っている。にしても娘に気色悪い魚とのキスシーンとか良くさせたなって…あれは作り物なんだろうかね…フレスコ画に入り水打つ滝の洞窟の幻想チックなシーン等、洒落た場面が多い。それに女が男を襲うレイプのシーンは強烈。‬ ‪それにしてもアルジェントの娘は可愛い。だが少し前に米国の若手俳優に淫らな行為をしたかなんかで問題になってたな…。金で解決したんだかなんかで…忘れた‬。
D

Dの感想・評価

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【 Blogリライト 】

生誕80年!
イタリアン・ホラーの巨匠、
ダリオ・アルジェント映画たち

詳細はコチラから↓
https://www.narcos.site/entry/darioargento-matome
アーシアさんが気絶して美術館の棚に口元ガーンの場面やら絵の中の湖に潜ってやたらと気持ち悪い魚とキス。いきなりガツンときますがその後もホテルの部屋の絵画がドロリと溶けてその先には事故現場。喉元を落下していく鎮静剤や頬を貫く弾丸などなどどういうつもりなのか全然わからないことオンパレード。そして父と娘でなにやってんのとも思いますが、撮影と音楽やっぱし素晴らしい。90年代のアルジェントもいいなあ。
アーシア可愛いよね〜系。

連続レイプ魔を女刑事が追う!
ダリオくんの娘アーシアが女刑事。2回レイプされとりますが…これは芸術的な目線でと考えてよろしいんでしょうか?
親子作品だと思うとつい心配になるシーンですけれども…まぁアリなんでしょう。
よその家庭に首を突っ込んではなりませんよね。えぇえぇ。

黒髪と金髪の両方のアーシアが見れます。私は黒髪に一票🤚
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