【10年やそこらで忘れてもらっちゃ困るのよ】
[あらすじ]
夏の終わりの季節。高台に建つ横山家で、開業医をしていた恭平(原田芳雄)はすでに引退して妻・とし子(樹木希林)と2人暮らしをしていた。長男…
大好きな映画のうちの一つ。
キャストが最高。樹木希林とYOUの会話とかほんとの母娘みたい。家族の距離感もとてもリアル。夏休みに行くおばあちゃんの家ってまさにこんなだったなって感じるのはなぜだろう。
…
筋のうまさというよりは、感覚的に肌触りの質感があり懐かしくなる撮影とおばあちゃんちあるある、子供時代あるあるを解像度高く自然にやったという感じで、その質の高さは凄いと思った。巧さが目立って、是枝監督…
>>続きを読む是枝の演出は本当に細かくて良い。
セリフで語ることと、映像で語ることのバランス感覚。セリフで説明的に初めから語らず、だんだん明かしていく感じも良い。
最初のファミレスのシーンで、阿部寛と連れ子の後…
日本独特の空気感の家族で過ごす夏
邦画でしか出せない良さが詰まっていた
子供の頃、夏休み祖父母の家に遊びにいくのがとってもたのしくて好きだったこと
泊まらないのかって聞いてくるおじいちゃん、おばあち…
素晴らしい…。
キャラクター間の空間を立ち上げる演出が鋭く、人物の捉え方においても、ショットの構図からキャラクター設定に至るまで、一文の狂いもないように思える。物語はたった一日の出来事に限られている…
(C)2008「歩いても 歩いても」製作委員会