是枝監督の作品、一生好きにならないかと心配してたけどこれはよかった。
ただ淡々と進んでいく家族の1,2日間を、冷めた視点で黙々と撮っているのがいい。
大きなことが起こらなくても映画はいいよね。
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人生百年時代といいますが、その中で家族と過ごす時間は短いにも関わらず、血が濃すぎるという点がとてもうまく表現されてると思います。
てか私って何型ですか?なんで私だけ血液検査してないんですか?え?!…
親戚のこの気を遣い合う会話がリアルでちょっとしんどかったけど、夏の暑い日に見て正解だった
「死んでもいなくなるわけじゃなくて、心の中にずっといる」ってセリフがあったけど、最後のシーンのモンシロチョウ…
親と子供って切っては切れない関係性なんだなって思った。
終始、考えの相違が出てしまう場面もあったが、結局親は子供が大事だし、子供も親を陰ながら気にかけてる(お隣さんが病気した場面とか)。でもちゃんと…
家族をめぐるストーリーは色々あるが、是枝監督の脚本や視線の先には深い慈しみを感じる。今は亡きベテランの役者達の有終の演技を引き出し、その奏でられた芝居は心に突き刺さる。家族のあるあるを散りばめ、日本…
>>続きを読む楽しそうに会話しているように見えて気を遣いあってる気まずさが嫌というほど伝わってくる…ふと誰かが呟いた言葉のせいで会話は途切れてシンとする感じ…わからない会話の中で大人しくしているしかない子供の気持…
>>続きを読む(C)2008「歩いても 歩いても」製作委員会