控え目に言って好き。プレコード期らしい乱痴気な饗宴も、ユーモラスでありながらテクノロジーと来たる近未来への熱気と渇望が溢れて胸踊る。女性像は天使⇄悪魔とステレオ的な二面性で描かれるが、対比構造でなく…
>>続きを読む飛行艇での仮面舞踏会のシーンから異様な雰囲気のミュージカル、妙に派手で言葉が思いつかないけどグロテスクに近いものを感じた。
女の子を競売に掛けるという倫理観のカケラもないシーンはプレゴートらしい。
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✔️🔸『マダムサタン』(3.6)🔸『仮面の米国』(3.5)🔸『南国の恋歌』(3.5)▶️▶️
プレコードは今見ても安心しては見れないので、フォードやホークス以上に、誰もが納得する映画の醍醐味を体…
寝不足と体調不良とで途中からあくびがとまらず最終的に爆睡。
マダムサタン急に当たり前にいたもん。
勝手にキャッツアイとかヤッターマンみたいな話だと思っていたけれど、なぞにミュージカル風だったりタイ…
いつもタイミングが合わず見逃し続けていた『マダム・サタン』を漸く。
時計のような衣装を身にまとう女性というヴィジュアルが奇妙さをきわだたせるが、エクセントリックきわまる後半の飛行船でのパーティは、美…
楽しみにしていたプレコードハリウッド特集が始まった。
セシル・B・デミルのラブコメミュージカル。前後半で同じ映画と思えないほど雰囲気が変わる。男をバッサリ切っていく脚本は元女優のジーニー・マクファ…
デミル監督自身この作品を気に入ってはいないという逸話がある怪作。映画史上これだけ「狂った」作品は存在しない。それは物語においても映画の見せ方においてもだ。前半の凡庸なデミル監督の社会劇風ドラマを見せ…
>>続きを読む飛行船内でのミュージカル場面はあられもない程にテクノロジーを言祝ぐ電気と機械と人間の饗宴だが、この三つの要素が融合した装置こそ映画。運動が極に達した時に回転する歯車のイメージが露出的に現れるがこのイ…
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