途中までだったのをようやく。やたらと顔が近い。フレームに対して緻密な人物の動かし方、この不気味さはなぜ魅力的なのか?受け入れられるのはなぜ?乱舞するシーン、どうして長いと思わないんだろう?歌舞伎みた…
>>続きを読む前田家が全員クズで最高!いや、登場人物全員クズ!
アパートの一室で繰り広げられるお金にまつわるエトセトラ。現代日本では描けないような人間の強かさや薄汚さが満載。
まるで覗き見をしているかのような…
『2DKの現代狂言』に踊る悪党ども、川島雄三が構図と音響で構築した、戦後モダニズムの黙示録
映画『しとやかな獣』は、日本映画が到達したモダン・シネマの臨界点であり、戦後モダニズムの狂騒を冷徹に射抜…
『還って来た男』からすでに十八年(いや戦後十七年)経って、本作が作られる。戦後の復興目覚ましく、都会も巨大になる。旧「海軍中佐」伊藤雄之助の一家が住んでいるのは新興公団住宅の高層集合住宅で、それも「…
>>続きを読む川島雄三監督による、若尾文子主演の痛烈なブラック・コメディ(社会風刺劇)
舞台は東京周辺の郊外をモデルとした公団団地の一室。ここに暮らす前田家は、一見品が良く穏やかに見えるが、実は家族全員が結託し…
格好が良すぎるというものですわ。
一室内で物語が完結しながらも、一切飽きを感じさせない多様な構図、カメラワーク、人物の配置。
貧乏人たちのもう二度とは地に手をついてやるものか、という執念。
「腐…
©KADOKAWA 1962