若者たちの夢と挫折と希望を鋭く描いた青春群像劇。
ダンプカーが疾走する場面は若者たちの熱い想いを感じさせる。だが、現実の厳しさに悩み苦しむ。それでも、前を向いて歩く姿に希望の光が見えたような気がし…
昭和が懐かしい中卒・高卒・大卒格差をモロに受けている世間知らずの5人の青年が、若さを武器に自分たちの力で人生を切り開こうとする青臭い昭和の青春群像劇。
ダンプカーを月賦で買うんだが、「月賦」という言…
深作の独立プロ作品。新星映画は、山本薩男、今井正作品や「若者たち」などを作っている。本作は、集団就職の5人の若者が、独立してトラックを買い、運送業を始めようと誓いあうが、脱落する者、亡くなる者が続出…
>>続きを読む1970年という時代性
若者の虚無感、やるせなさが漂う作品だが、深作監督の若者へのエールともとれる良品
監督独特の手持ちカメラや斜めアングル、モノクロのフラッシュバックの演出もありますし、文学座の俳…
悲惨な幼年体験。母親、ひいては女性に対する複雑な感情。深作が東映を飛び出して撮った青春ドラマではあるが、主人公の置かれてきた境遇などは濃度100%深作キャラ。
底抜けのダメ男である河原崎長一郎が、…