このレビューはネタバレを含みます
(1回目酔いながら見た時の酷い感想文を消して、シラフで映画館で見た今度の感想を残します)
前置きをして、1回目見た時の印象は、ただ綺麗な絵だな、としかなかったことを覚えています。一年は短いようで長…
長安の夜祭に皇帝と楊貴妃が出かけていく場面など、長回しも効果的に使われており、全体手に楽しげな印象で好ましいが、合戦の場面になると自ら戦闘シーンを上手く描けないと悟ってか、全体的に遮蔽物が無駄に多く…
>>続きを読む溝口健二監督の初のカラー作品で、香港合作の、中国史上盛唐時代を現出させた玄宗皇帝森雅之と美貌と才気で貴妃に上り詰めた楊玉環京マチ子主演の歴史ロマン映画の傑作。最愛の武恵妃を亡くし落胆する玄宗に接近す…
>>続きを読む1ショット目から強烈な縦の構図と横への緩やかなパンから始まる。全編通して水谷浩の美術と杉山公平の撮影が冴えている。森雅之と京マチ子が王宮を抜け出して祭りを楽しむ場面で、何度かカットを割りながら画面左…
>>続きを読む天才の「失敗作」は凡人の「成功作」よりはるかに面白い 溝口健二「楊貴妃」
かつてシナリオ研究所代表の川邉一外さんが「ドラマの9割が裏切りがテーマ。残りの1割がメロドラマに収束される」と言ってました…