風が吹くときの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『風が吹くとき』に投稿された感想・評価

吹替翻訳 進藤光太

辛かった。
けどずっと変わらず能天気な会話をし続ける夫婦を見て、今日本で戦争が始まったら自分も同じようにどこか他人事で、どこか楽観的で、まあ大丈夫だろうという気持ちでこの夫婦と同じような会話をしてそ…

>>続きを読む
BOB
3.8

『スノーマン』で有名なイギリス人作家レイモンド・ブリッグズ原作、核戦争の脅威を描いた名作アニメーション。

「最後は国が守ってくれるからね。」

『この世界の片隅に』のような、核戦争に巻き込まれるご…

>>続きを読む
なつ
4.0

平凡だが幸せな夫婦を通して、日常を壊していく核の恐怖をこれでもかと描く傑作。

杜撰なシェルター計画、放射能への無知、良い方向にバイアスがかかり続けるふたり…ずっと心が痛い。

鑑賞後心に残るのはシ…

>>続きを読む
猫山
3.5

人の良い老夫婦が原爆の放射能に苛まれ衰弱する様を丁寧に描いたアニメ映画。トラウマ作品として挙げられることも多いが直接的な描写は控え目。むしろストップモーションとセル画、戦時中の実写動画を組み合わせた…

>>続きを読む
4.3
2025.8.1 ミライケ
お肉
3.5

80年代イギリスの田舎町に原子爆弾が落とされる話。

夫のジムは政治や軍事に興味がありながら、核兵器の実態は分かっていない。彼の戦争に対するイメージは華々しい勝利と英雄にあり、圧倒的な暴力で蹂躙され…

>>続きを読む

前からずっと観たかった作品。
最初は単調な毎日だったけど、核が落ちてからも変わらず過ごそうとする2人と変化していく体調が結構辛かった。
最初は被爆してるじゃんって夫婦の無知、ある意味無関心さに切なく…

>>続きを読む
生活
3.5

ジムの声は小林桂樹があててると思い込んでいたが実際は森繁久弥だった。

背景が実写であることによって独特な不安を煽られる。
ちゃちなシェルターで被爆してから放射線が身体を蝕むのも時間の問題なわけで、…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事