誰が何と言おうがルコントで1番好き！！！
何か特別な事が起こるわけじゃない、男二人のロードムービーなんだけど心にグッとくるもんがある。観れば観るほど味わい深いスルメ映画。大好き💛
『毎日一緒にいてお互いを知らない』このセリフが超刺さる！！二人の絶妙な距離感が素敵すぎて憧れる✨そのとき踊ってるロシュフォールが可愛くてたまらんっ🥺💕よく流れるあの音楽だけで目頭が熱くなる！！ロシュフォールのおじさんが渋くて温かくてカッコいい

• #80年代
• #フランス
• #ロードムービー
• #再レビュー

ルコント監督作では"髪結いの亭主"の次に好き。オッサン二人のロードムービーなんですが、フランス映画らしからぬ日本人好みのめちゃ哀愁漂う内容で、主題歌もより涙を誘う効果をあげてます。ここでもジャン・ロシュフォール、いい味出してますねぇ。観てる人少なそうなので、哀愁もの好きな方にはぜひお勧めしたい一作。よろしく哀愁ってことで。

ラジオで長寿クイズ番組の司会を25年務めている老年ミシェル（ジャン・ロシュフォール）とマネージャー兼エンジニアの中年リヴト（ジェラール・ジュニョ）の”タンデム（二者の協力）”なロードムービー。

クイズ番組といってもスタジオ収録ではなく、ボロい車で二人、町から町へ移動する公開収録で、まさにドサ回り営業。
金の余裕もないのにカジノで散財しようとするミシェルに呆れながらも支えるリヴト。

ミシェルはまだそこそこ人気はあるものの、突然倒れたり体にガタがきている。時々女性に「もうすぐ会えるよ」的な電話をかけている。
リヴトは既婚だがこんな生活のため妻とは上手くいってなさそう。
長年ずっと一緒にいるが、お互いプライベートは知らない様子。

ある町での公開収録の準備中、リヴトはパリの上司から突然あと2ヶ月で番組打ち切りが決まったという連絡を受ける。
ミシェルに伝えられないまま旅を続けるが….

ジャン・ロシュフォールならではの哀愁がいいですね〜。
ハイウェイを走ってる時の小ネタも笑えます。（赤い犬、歩道橋からの自転車、ハイウェイ沿いで排ガス浴びながらピクニックしてる人たち..）

オープニング&エンディングにややクドめの（笑）ラブソングが流れるんですが、この二人の友愛ソング的な選曲なのかな？

セザール賞で、作品賞、男優賞2人、監督賞、脚本賞にノミネートしたものの、受賞したのは最優秀ポスター賞（そんなのあるんだ）。
おそらくこのポスターかと
https://www.imdb.com/title/tt0094105/