このレビューはネタバレを含みます
2023.10.22
2025.9.6
(2回目)
高畑勲展に向けて色々作品を見てきて最終的に観ました。
作画がとにかく良すぎる。猫の演技が上手い。リアルな猫らしさを保ちつつアニメイトとしての面白…
再鑑賞。音楽・演奏の感動がダイナミックに映像に起こされつつ、主人公ゴーシュと動物との交流が軽妙に描かれる。この両輪の達成が見事。
高畑勲は公式の発言にて「賢治の偉大性を語る時、彼の生涯についてのみ…
【気づけば…】
※ドリパス上映にて鑑賞
本作を鑑賞したのは、中学生ぶりだ。
地元の図書館で借りて、その図書館の視聴覚ブースで鑑賞したような気がする。当時はボケェと最初見ていたが、"…
動物たちとの交流が段々と細やかになっていく、ゴーシュの演奏以上に内面の成長譚。
アニメーションとしても音としても、肝心のセロを奏でるシーンはそれ単体でも存在感を放つ。不規則にも確かな律動にも感じる…
35mm版鑑賞。登場人物に共感、とか 細部に渡る作り込み、とか 現代の映画の要素ではなく、アニメーションの生命感、キャラクターの可愛らしさ、音楽で映画自体が語りかけてくるようだった。ベースとしてはデ…
>>続きを読む導入歌で草の匂いが部屋に広がる!
スローに進む映画で、ぜひ一人でじっくり観てほしい映画。
絶対に頭こんがらがります!
ジブリ色強い世界観で繰り広がる、
サイケトリップ映像を動物の可愛さでごまかし…
ちょっとずつしか出てこない動物たちをあんなに豊かに描ける脚本もアニメーション表現もただ事じゃない。
子どもが楽しめるアクションに多めに時間を割いてるけど、ゴーシュがどう変わったのかって考えるの大人…
映像だけを見ていても面白みはあまりないが、現実と幻想を行き来する音楽が映像より常に先んじていることに気が付くと、それ単体の美しさと切り返しの鋭さが、音楽を時に反射し拡散させる、まるで鏡のような透明さ…
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