セロ彈きのゴーシュの作品情報・感想・評価

セロ彈きのゴーシュ1982年製作の映画)

製作国:

上映時間:63分

ジャンル:

3.4

監督

脚本

「セロ彈きのゴーシュ」に投稿された感想・評価

月猫

月猫の感想・評価

2.6
これは泣けた。ゴーシュの周りにいる動物たちの暖かさが感動する。
芋

芋の感想・評価

3.4
野良猫の舌にタバコの火を押し付けて家から追い出した後、大爆笑してるゴーシュなど笑っていいのか不明な謎シーンが時折入ってくるが、そういえば宮沢賢治の童話ってこんな感じだったのを思い出した。ゴーシュのイモっぽい見た目と小動物だけには強気に当たり散らす性格がいいし、作画は手仕事の極み
ミハ

ミハの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

@ユジク阿佐ヶ谷
ユジクはパンダコパンダ色強すぎたけど、おめあてはゴーシュ。

村の楽団でチェロを弾くゴーシュくんは、いつも楽長にひどく叱咤されているものだから、夜中のチェロ練習中にちょっと音を聞きに来た猫くんにも、最初はいじめのような対応をしてしまいます。それでも毎晩訪れる動物たちとセッションを繰り広げていくことで、次第に知らぬ間にも彼の心はときほぐれていき、豊かになっていくのでした。とにかくたぬきくんが愛しく、登場数秒で脳汁が出ていたとのち妹に指摘されました。

セッションやアンサンブルというと、青春モノや、団結、スポーツ感、夢をテーマにした物語をよく見たけれども、これは、ひとりの少年(青年)が、動物たち───これは人生における様々な美しい出会いの比喩であろう───に出会うことで、次第に音楽に対して必要な開く心が育まれる、ひとりの成長物語でした。その意味で青春モノには違いないけれども、もっと泥臭く、ストイックに、チェロという道具を通して世界とぶつかっていく様子を描いた青春です。けれども、動物、楽団のちょっとした女子とか、ゴーシュの周りには見てくれる人もいて、決して一人ぼっちという感じはしない。それは、周りの豊かな自然からもそう感じさせてくれるなにかがあると思われます。

おもしろいのは、ゴーシュくんはけっこうそのへんにいそうな(言っちゃいけないけど)いもっぽいお顔立ちなんですが、物語を経て最後になると、なんだかかっこよく見えるんですね。イケメンではないけど、いいなあ、と思う表情で、男の子ってこうだよねって思わせられる描き方でした。(女の子でこう描くのむずかしいよねえ)

90分で、この豊かで深い成長物語を観れるのは本当にお得、お得という軽い言い方は嫌になっちゃうほど、そう思います。
最後に、楽長からゴーシュへの言葉「1週間でこれだけできるとは、若いからできるんだ!」(曖昧)っていうのは、完全にメッセージとして突き刺さってしまいました、高畑師匠...。
so

soの感想・評価

4.0
10年ぶりの再見。今回は阿佐ヶ谷ユジクにてスクリーンで観れた。
自分は普段アニメを観ないが、この作品はいつまでも心に残っている大好きな作品。
童話って以外と突き放すような冷たさが描かれていることがあって、「ゴーシュ」も人間社会でうまくいかない葛藤を動物達にぶちまけたりする。最終的には和解するわけだけど、そこの軋轢の描き方は結構容赦ない。
作品自体は1時間程度だが、3〜4年という長い年月をかけて作られたらしい。(スタッフが少なかったから仕方ないところもあるのかもしれないが)
その丁寧に作り込まれた一つ一つが、観ていてとても気持ち良い。ゴーシュの小さな家やその周りを囲む自然。そして音楽を奏でながら風景が変わっていく描写。
まさにゴーシュの簡素な家のように朴訥とした佇まいの映画。
シモン

シモンの感想・評価

5.0
ジブリの根源をこの映画に感じた

全キャラクターが生き生きとしていた

実際に小説も読んでみたい
短い原作をこう演出するんだーと感心。椋尾篁さんの背景、美しい。たぬきかわいい。かっこうがスネ夫だった。
ユジク阿佐ヶ谷で鑑賞。

動物たちは相変わらず愛らしくて、脳汁分泌されました。

高畑勲監督追悼鑑賞でした。
映画館で観れて良かった
内気な青年が動物たちとの交流を経て成長する物語
解説を読んで知ったメッセージとは、敬遠している他人との交流や経験から生まれるものもあること 自分の良い変化に自分が気づいてないことってある 大人になって観るアニメは奥が深くて面白い
ゴーシュ最初ちょっと嫌な奴なのか…
原作を読んだことないから以外だった。

とりあえず子ダヌキが可愛い。そりゃちょっぴりささくれてるゴーシュも優しくなっちゃう。
動物達が愛らしくて好きだったな…
流石たぬきさん可愛い、ぽんぽこだよ。
宮沢賢治の綴る文字から想像していた世界が繊細に美しく色付いていきます。

高畑勲さん…パクさん…いままで素敵な作品をありがとうございました。
高畑勲監督、心から御冥福をお祈り申し上げます。