記録
【(映画)】
60年代ゴダールには、フィルモグラフィの連続性よりも同時性を読み取るべきか。彼はひとつの映画を描きながら、同時に他の映画を描いていた。また冒頭で示されるように彼はこの時点で、…
ちょっと成長したかも。
面白かった。
たしか去年の夏頃初めてのゴダールとして『気狂いピエロ』を見て何も分からず自分が映画について無理解であることを察した。
それから約1年、ある程度見た映画の量も…
ゴダール作品、観た。
若い女の子を犯罪に巻き込むなんて悪い男たちだ。しかも彼女の叔母の家から盗もうと言うのだ。
強引に口説く男、健気に愛する男。3人の微妙な関係、おとなしいオディーヌが引き込まれて…
喋ることないから1分間沈黙しようっていうセリフも意味も分かんないし、そっからの前衛的だけど単純なただ音を消すっていう演出も、とかくかっこいい。その後のダンスシーンの音の使い方とか、物語の語り手として…
>>続きを読むゴダールにとっての不滅の恋人アンナ・カリーナとの美しい共犯関係が、映画の行間からこぼれ落ちるように、幸福な時間として心を満たしていくようだった。
こうした機微は、原題『bande à part』(…
"話すことがないなら1分間沈黙しよう"
ルーブル美術館爆走見学イカれててすき
ストッキングを頭から被る風習はこの時代からあったのか(?)
アンナ・カリーナのツインテールお団子だいすきなのにアルチュ…
「愚かしい系の若さ」が存分に押し出された作品。その意味で「不良少女モニカ」と同じような印象を受けたが、不良少女モニカでは前面に押し出されていた「冷め」がこちらでは薄め。どちらも若さ故の愚かしさとそれ…
>>続きを読むこれがゴダール。
①構図の素晴らしさ
1本の映画の中にフォトグラフとして通用するようなシーンがいくつもある。
喫茶店でのダンスシーン、英語教室の下で階段に足をかけてタバコを吸っている男性、手紙を書い…
©1964 Gaumont ‒ Orsay Films