傑作。丁寧な話しの積み上げの合間に演説やキャッチボールをしながらの会話といった流れてるリズムとは逸脱した“間”を差し込む事により独特の緊迫感と高揚感を演出しててやはりジョン・セイルズは“間”の作家だ…
>>続きを読む会社と炭鉱夫たちのはじめは小さな火種が徐々に激しさを増していき、最悪の悲劇を引き起こしていく。働くしかない立場の者たち、牛耳り力でコントロールしようとする傲慢な会社側、権利主張と逆らう者は手段を選ば…
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1920年にアメリカの小さな炭鉱で実際に起きた労働者と企業の労使闘争を描く。
炭鉱町“メイトワン”の企業がイタリア移民を雇い続け労働者の給料値下げを言い出した。労使間の対立は激化し、ストライキへ…
凄い。
拳銃を持たずに、あくまでも共助するという信念を貫く男
緊張感の持続のさせ方が凄い。張り詰めたままいっさい緩まない。
宿の女主人はシーツ越しに撃つ、リトル・オデッサとかもここから来てるの…
どう観たって長いんだけど緊張感が弛緩しないというか、何か起きるであろう終盤にむけて不穏な空気が静かに蓄積されていってる感じがして不思議と観れる
終始淡々としていてラストの銃撃戦も凄まじいカットバック…
再見。線路の向こうから炭鉱会社に雇われた殺し屋の集団がやってきて、デヴィッド・ストラザーンとジョシュ・モステルと対峙する。ジリジリと緊張感のある切り返し、そして銃声、直線的に構成されていた空間が渾沌…
>>続きを読む1920年 小さな炭鉱町
ウエストヴァージニア
悪魔ベルゼブブに睨まれた
大虐殺の事件
低賃金で働く移民や黒人達
経営側と対抗しようとする労働者
助けを受けるごとに
生活を失っていく
男には果…
1920年(100年前!!)の出来事を描いた30年以上も昔の映画なのに、まさに今観るべき作品だと感じられるのが凄い。権力と民衆、企業と労働者、人種問題、移民、資本主義。ささやかな生活に干渉してくる力…
>>続きを読むアメリカ暗黒の決闘史
“大いなる繁栄”の時代、この惨劇は生まれた。
1920年にウエストヴァージニアの小さな炭鉱町“メイトワン“で実際に起きた大虐殺の事件をもとに、低賃金でも働く移民や黒人たちを…
2021/03/14
VHSにて。
イタリア移民が奏でるマンドリンに元からいる労働者連中のフィドルとギターが重なり、やがて黒人が吹くハーモニカもやや離れた所から呼応する。
ほとんど劇伴的扱いだったこ…