冒頭の説明のロールから、神話的なストーリーだということが示される。
殺し屋が改心するストーリーを含め、同じ南米の監督による「エルトポ」に似ている。
観客を見つめてくる幾何学的なショットなどゴダール…
第三世界の西部劇。山賊に苦しめられている町。山賊討伐のため、殺し屋を雇う・『七人の侍』を思わす設定だが、山賊は巫女を崇めているというのが面白い。殺し屋は山賊を征伐、だが、町では権力争い。巫女の信者は…
>>続きを読むソフトを買ったまま封も開けずに仕舞いっぱなしだったけど、フォロイーさんのレビューで思い出した。ありがたい。
次にどんなシーンが来るか全く予想がつかないカオスな描写にワクワク!ブラジルに古くから伝わ…
【移行段階】
ゴダールやアンゲロプロス『旅芸人の記録』にも影響を与えた作品。シネマ・ノーヴォの旗手、グラウベル・ローシャが描く革命的気分高揚映画。
時空と概念を超越した支配階級と小作人の関係性や…
中卒でパン工場勤務、年下の上司に詰られる絶望の日々を変えるには革命しかないと分かっていてもこの年になるとそこまでの気力も体力もなし。グラウベル・ローシャの文化映画で権力に抗い、暴力のみを信じて抑圧さ…
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神話風のウェスタン。
ブラジル北部の農村。カンガセイロと呼ばれる山賊を退治するために地主に雇われた伝説的な殺し屋“死神のアントニオ”。だが真の悪がどこにあるのか気づいたアントニオは支配階級へその…
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