メイトワン-1920の作品情報・感想・評価

『メイトワン-1920』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

念願のヤツpt2。

「在命する映画監督50人」に選出されてる割には寡作だし、“脚本の人”のイメージが強いコーマン大学優等生ジョン•セイルズ。監督作もミネバと思い掘ってたら、あらすじ読んでどう考えて…

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炭鉱の町メイトワンにおける労使紛争。ジョン・セイルズとしては、「セコーカス・セブン」「エイトメン・アウト」に比べて落ちる印象があるのは、企業側が暴力団を雇ってからの展開が、60年代東映映画のようで、…

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南会館で鑑賞。

祇園花月が閉館との知らせを聞き、その前進の祇園会館の思い出が蘇った。

京都で東京国際映画祭を開催した時、祇園会館も会場だった。
フィオナの海の上映の為に現れたジョン・セイルズ、会…

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世評ほどとは思わないが充分面白い。お互いが直線を歩き、対峙のクライマックスへ。
この頃のセイルズはまだ生真面目すぎる演出論がぎりぎりで図式に陥っていない、暗闇として染み入る画面になっている。
4.5

傑作。炭鉱映画ながらジョン・フォード的な労働の謳歌や磊落性のかけらもなく、ひたすら黒帽子(権威)とハンチング帽(個人)の戦争が描かれる。 労働者たちが暮らす地に根付いた閉鎖的な村社会意識はどこか西部…

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4.6

【闘魂🔥】

異才ジョン・セイルズの労働者組合と権力機構との闘いを描いた文芸ドラマ。律儀な作風と正攻法な画作りに唸らされる。泥臭い作風の中にも詩情が漂っている辺りにセイルズらしい美学がひしひしと感じ…

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【ジョン・セイルズ】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 2010年)の46位。

傑作。丁寧な話しの積み上げの合間に演説やキャッチボールをしながらの会話といった流れてるリズムとは逸脱した“間”を差し込む事により独特の緊迫感と高揚感を演出しててやはりジョン・セイルズは“間”の作家だ…

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mare
4.0

会社と炭鉱夫たちのはじめは小さな火種が徐々に激しさを増していき、最悪の悲劇を引き起こしていく。働くしかない立場の者たち、牛耳り力でコントロールしようとする傲慢な会社側、権利主張と逆らう者は手段を選ば…

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1920年にアメリカの小さな炭鉱で実際に起きた労働者と企業の労使闘争を描く。

炭鉱町“メイトワン”の企業がイタリア移民を雇い続け労働者の給料値下げを言い出した。労使間の対立は激化し、ストライキへ…

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