太陽の墓場のネタバレレビュー・内容・結末

『太陽の墓場』に投稿されたネタバレ・内容・結末

大阪の吹き溜まりで繰り広げられる、乾いた商売と人間関係。
ヤクザまがいのチンピラ、労働者の血を売るヤブ医者、戸籍を売るルンペンたち。

花子のキッとした目つき、良いなあ。
シンさんを演じる若い津川雅…

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多分、彼らに似た人々は記録を残すことができなかっただろうから、ここで、フィクションでも、描くことに価値は必ずある。
忘れたら絶対ダメだ。

凄い映画を観た。理屈じゃない。画面からほとばしる熱情。生きるためにはどんなことでもする社会の底辺で生きる人間達。彼等に突然訪れるあっけない死。友人を揉み合っているうちに殺してしまうシーンは見事。日本…

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若さの象徴としての金赤が画面に鮮やか。
炎加世子の小狡さと強さのバランスがめちゃくちゃ良かった。
浜村純に始まり浜村純に終わる。浜村純と一緒に逃げるのが最高過ぎて泣いた。


戦後間もない大阪。
血を売って稼ぐ。鉄グズ集め。職業が泥棒。
なんちゅ世界だ!
一部セットもあったけど殆どがロケだった。当時の大阪の街並みは日本には見えなかった。
これがリアルだったってのがすげぇ…

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戦後日本の貧困の現実と
どこか茶番のような抽象さ

盗みに売血に戸籍売りに首吊りに死体処理。情報のために身体も売る。
血生臭さと汗臭さが漂ってくる。
老いたルンペンたちとヤクザの若者ばかりのドヤ街に…

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小さい子犬を地面に叩きつけるオッサン。
胸糞気分が悪い。

思ったんとちゃう!
パッケージの裏面見た感じでは、哀しき少女の可哀想な物語のような感じでしたが、女が意外と強かった。(笑)
そして思った以上に観やすかった!

「終戦の時とそっくりや」
ラストのこの…

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 戦後日本のスラム、釜ヶ崎(あいりん地区)を舞台とした一作。前作『青春残酷物語』よりも一層残酷な青春を描き、社会の暗部を照射している本作は、野良犬が彷徨きゴミが溢れるきな臭さ、泥臭さが満載である。

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社会の下の下で生きざるをえない人々を、地面に這いつくばるような目線で。ときたま人ではなくカメラが見上げる沈みかけの太陽と通天閣が印象的、彼らから“上”はそれ以外は映らない。また、その場その場で生きて…

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