大好きだったのに大嫌いを経て、死ねば良いのにに変わってしまう、人間の愚かさ。私はしたためて復讐するとかそんな計画的人間じゃないから、無理になったら即効関係切ってしまう癖があるけど、まあ子供が居るとそ…
>>続きを読むもうこいつら(夫婦)の関係終わってるんですよ〜と言わんばかりに開幕からエンドロールが流れてて笑った。出会い頭にすれ違う永島敏行と桃井かおり。同一フレームに収まることを拒むかのような切り返し。埋めよう…
>>続きを読むホームビデオの感触で始まるのドキッとする
ホームビデオに始まりホームビデオに終わる
ビデオの中の、というより記憶の中でうつろう世界の、閉ざされた淡い光で満たされた映像に切なくなってしまう。自分は結…
結城昌治の原作を荒井晴彦が脚色、神代辰巳が監督したスリラー。女遊びが好きな男の前に、小学校時代の同級生という女が現れる。その女に夢中になり、興信所に身元を調べさせると、その女は既に死んでいることが分…
>>続きを読む桃井かおりがいなかったらまったく観てられないと思う。セックスレスなのに気だるい色気と隙のある雰囲気のある演技で、常に画面にうっすらと期待感が生まれる。
まぁ、配偶者が事故とか病気で死んでくれたたら…
夫婦の愛憎が横滑りし続けて怖い。平田満の立ち回りも怖い。ポルノビデオ会社の社長は永島敏行。『恋人たちは濡れた』『晩春』傘の落下は神代の盟友、蔵原惟繕『執炎』。意識したのはポランスキー『ローズマリーの…
>>続きを読む2時間ドラマを観ている感じがしてしまう展開。
少し面白い展開の部分もある。その部分はなかなか捻りが利いている脚本である。しかし、その捻った部分が持続できていない。
神代辰巳監督は素晴らしい作品を数…
神代辰巳監督は80年代以降軟体的な自分の演出と変貌する時代とのギャップで苦闘していた印象があるが、本作もそう。『危険な情事』みたく家族がいるのに浮気ばかりするチャラ男が一夜共にした女が原因で恐怖の体…
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