乙女の祈りの作品情報・感想・評価

「乙女の祈り」に投稿された感想・評価

2人の少女が「ママが血だらけなの!」と叫びながら画面に向け走ってくるところから物語が始まる、ニュージーランドのサイコホラー映画。
主演は若き日のケイトウィンスレット。彼女のデビュー作です。

舞台は1954年。実際にクライストチャーチで起きた殺人事件をもとに作られている実話。「映画のもとになった戦慄の殺人事件」って本で読んだことがある気がします。

前半は少女2人がまるで双子のように仲を深めていく描写に割かれているのですが、特に気に入ったのはケイトウィンスレットじゃない方(!)の女の子の演技。明るくお喋り役のケイトに比べてセリフがかなり少ないのに、表情だけで何を考えているのかがよくよく伝わってきた。2人とも映画初出演なのに、、

またニュージーランドの風景、美しすぎないか。。なんというか日本と違って人口密度が低く、自然が自然のまま保たれている感じ。人の手が加えられていない自然の風景をたっぷりと堪能できました。ストーリー以外でこんなに満足できるとは…

ニュージーランドを舞台にした映画はおそらく初めて見たのですが、他にも見てみたいなあ。確か以前アルパチーノ主演の「インソムニア」を見たときも、アラスカ美しすぎい!!と思ったので、やはり自然の映像は目の保養になりますね。。

肝心のストーリーの方は予想してたほどはハマれなかった。なにしろ妄想が多すぎる笑。現実と妄想が織り交ぜてある作風は個人的にあんまり好きじゃないなと。「あ、これ妄想ね」と思うと、そのシーンだけなんか見る気なくします笑。妄想パートは自分にとってただ耐えるだけの退屈な時間なので、2時間の映画の中に30分以上退屈パートがあると思うとさすがにハマれない。

母親殺しに関しては、娘の方に同情してしまいました。自分の娘が女の子と仲良くしすぎることを不健全な関係だとケチつけて無理やり距離置かせようとするのはダメでしょう。思春期の子供にとっては友人関係が全てみたいなところあるし、娘にとって唯一無二の親友を奪うのはアカン…殺されるほどの罪かはわかませんが、まあ母親の方にも非はあるよねという。
りょう

りょうの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ふたりだけに見える空想の世界は
引き離せない関係であることのあかし
niko

nikoの感想・評価

-
実話なの怖すぎる…
中学生の女の子二人が妄想の世界にのめり込んで片方の母親を殺す話、怖すぎる…
7泊8日レンタル5本1000円の頃に観賞🎥

ケイトウィンスレットのデビュー作なのかな?
14才の少女2人が、2人だけの世界にひたり暴走していく

親を嫌悪したり疎ましく思うのはこの年頃ごろの特徴かもしれない
思春期といえばそうなんだけど
取り返しのつかないところまで行ってしまうのは、2人だけの世界というのが大きいと思う
どんな風にしたら、この年頃の子に届くように伝えられるだろうか

これもこの年になって、ちゃんともう一度観直したい1本🎥
ぴー

ぴーの感想・評価

3.3
中学の同級生で親友の少女達が、2人きりの妄想の世界に入り込んで、引き離そうとする邪魔者を殺害する実話を元にした話。
純粋で怖すぎる。
車の後部座席で手をつなぐとこ好き。
kiki

kikiの感想・評価

4.5
空想癖のある少女ポウリーンとイギリスから転校してきた少女ジュリエットは共通点はないものの感性が一致しすぐさま仲良くなったが、友情から徐々に異常な同性愛へと変貌する様子を母親に勘づかれ、やがて愛のために母親を殺し狂い堕ちていく実話に基づいた物語。

思春期の少女ほど不安定で悪趣味で耽美なものはない。妄想と現実の狭間で葛藤し、ちっとも周りが入り込む隙間のない2人だけの世界を確立させる彼女たちはある視点から聖人に最も近い存在に感じるかも。
少女の狂気を描いた怪作はわりと観てるつもりだけど今まで味わったことのない衝撃を受けた。私のインスピレーションに強い刺激を与えそう。
Naoya

Naoyaの感想・評価

2.6
孤独な14歳の少女は、転校生の少女と妄想を共有するほど心を通じ合わせ、日々を一緒に過ごすことに。50年代にニュージーランドで起きた実話に基づくピーター・ジャクソン監督のヒューマンドラマ作。思春期の少女ふたりの、日々の幸せや喜び、楽しみが溢れており、多感さが溢れてます。ふたりが共有する幻想世界も独特でバラエティ豊か。そして、子どもだからこそ、周囲に左右されていく様も印象的で、ふたりで一緒にいたいがための、ふたりだけの世界でありたいがための強行もインパクトがある。主演のメラニー・リンスキー×ケイト・ウィンスレットも魅力的に映ります。
myco

mycoの感想・評価

-
ピータージャクソン監督、ニュージーランドで実際にあった事件を映画化。
高校生の仲良し2人組は2人だけの妄想の国を作る。
あまりの仲の良さにレズビアンだと勘違いした母親が2人を引き離そうとするので、その母親が邪魔になり殺害するという、純粋な女の子達の残酷な話。

実話だと知らず観て、エンドロール前に知ってびっくり。
あと、オーソンウェルズの扱いがひどすぎて笑っちゃう!
izu

izuの感想・評価

-
このストーリーが実話であるこたに、大変驚いた。40年近く前のことであったことだが、この内容は数十年前の日本で起きてたことに類似している。
とてもリアルだった。
主演のメラニー・リンスキーは、役がらという理由もあるが、その存在感が圧倒的な演技だった。大人になりきれない思春期の少女の心を見事に捉えた演技だった。もちろん、ケイト・ウィンスレットも、一見強く大人っぽい反面、内面はものすごく脆いという、難しい役を演じきっていた。
さらにこの作品の驚きは、監督がピーター・ジャクソンであることだ。
kiki

kikiの感想・評価

4.7
空想癖のある少女ポウリーンとイギリスから転校してきた少女ジュリエットは共通点はないものの感性が一致しすぐさま仲良くなったが、友情から徐々に異常な同性愛へと変貌する様子を母親に勘づかれ、やがて愛のために母親を殺し狂い堕ちていく実話に基づいた物語。

思春期の少女ほど不安定で悪趣味で耽美なものはない。妄想と現実の狭間で葛藤し、ちっとも周りが入り込む隙間のない2人だけの世界を確立させる彼女たちはある視点から聖人に最も近い存在に感じるかも。
少女の狂気を描いた怪作はわりと観てるつもりだけど今まで味わったことのない衝撃を受けた。私のインスピレーションに強い刺激を与えそう。
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