犬と共に仕事を求めて旅をするのも過酷な上、自分で巻いてしまった事もあるが、追い打ちをかけるようなことが続くので、緊張感が走る。先を見通すことのできない未来であるが、優しい音楽や警備員・可愛い犬と共に…
>>続きを読むかいぬしの居ても立ってもいられない気持ちが痛いほどわかってつらい
主役の女性のずっと眉間にシワが寄ってる感じが好きだった 映像のざらざらした質感も
主人公に親切なひとも やさしいひとも 仕事を粛…
ライカート作品の中で一番好きです。
以下、引用
ロベール・ブレッソンを参照したとしか思えない画面が展開されもする。万引き後パトカーの後部座席に座らされるウェンディを助手席から捉えたショットは『抵…
スピルバーグのお母さんが職を求めてアラスカに犬と向かうお話。
この監督特有のたいした事は起きないのに心がザワつく感じは何なのでしょうか。
まだ全作品を観られてないですが、クセになります。
・車中…
2025/8/14
ケリーライカート監督3本目。
森の中で犬を散歩させる幸せなシーンから始まる。
なんてことはない、地元で職のない独身女性がアラスカでの仕事を求めて犬のルーシーと車で旅をしている途中…
出来事の結果は全て自分が招いたものなのに。
足の怪我は悪化していくけど、治療も出来ず包帯が薄汚れていく。
一番重要な車と犬も失うけど、口笛吹いて次へと向かう。
どうしようもない状況に次々と慣れていく…
人が追い詰められる時って、こんな風にほんの少しの積み重ねなんだろうなと思う。警備員のおじさんとルーシーの存在だけが救いだった。
いわゆる悪い人は出てこないけど、必要以上に優しくもない。それぞれ事情は…
これは、人が人である一つの理由だと思い至る。
ウェンディの人生に於ける已むを得なかった選択。そこに至るまでの過程が局所的に、丁寧に映し出される。
ウェンディとルーシーの再会。変わっていくウェンデ…
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