人生のいくつかの場面で遭遇することになる、出口の見えない袋小路のような状況。ケリー・ライカートは、そうした状況や場面を、好んでモチーフにしているように感じる。
西部開拓史以来、移動することが1つの…
ケリーライカートの描く世界は得体のしれない焦燥感が常にあるかんじ。ゆったりと流れる時間とは裏腹に、なにかが崩壊しかける嵐の前の静けさみたいな一瞬を描き出すのがほんとうに上手い。ピリピリしてる。ウェン…
>>続きを読むたまたま流れ着いた街におけるロードムービーだ。常によそ者であり続けるし悪い事態ばかりが続いて見ている側からは諦めのような雰囲気を感じざるを得ないけど、その中にある小さな救いにグッとくる。
早朝や深夜…
ケリーライカートの会話のシーンの撮り方がとても好きだ。
会話をしている人間に必ずしもフォーカスを当てるわけではなく、会話している時に見える景色や聞いてる側の表情などを映すことによって、会話を聞いてい…
仕事を求めてアラスカに飼い犬と一緒に行こうとする女性の話でした。
出だしがちょっと不穏な感じ。これは何か事件が起きる?的な。でも観てみるとそうでもなく。そこはちょっとほっとしました。
お金がな…
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