ファの豆腐の作品情報・感想・評価

「ファの豆腐」に投稿された感想・評価

主人公▶︎豆腐屋の娘
「問題のあるレストラン」の菊池亜希子と繋がる?!
"味の分からん奴だな"

2016.03.31GYAO無料配信
赤鬼

赤鬼の感想・評価

3.7
こんなに良い作品で良い短編なのに平均点が低くて驚いた。フィルマークスでもう何年も前にこの作品をふと見つけて単純にパッケージに惹かれて観てみて、良い映画だなと思い、"渋井直人の休日"で監督の名前を観てそう言えば観た映画に入れてなかったと思いもう一回観たらやっぱり良い映画だった。
私は、こう言う日本映画が観たいし作って欲しいって凄く思う。けどそうじゃないのが今の日本なんだろう。
例えばキェシロフスキは芸術的にも商業的にも成功出来たけど、やっぱり時代の力は否めないよなと感じるので、時代に即した作品の難しさなのかなとも考えたりした。
miu

miuの感想・評価

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最近ファと音を鳴らして歩く豆腐屋さんを見なくなったな。白い息が春なのに冬みたいな日にぴったりだった。
amu

amuの感想・評価

4.3
本日菊池亜希子さん出演作品二本目の鑑賞。オムニバスというのか白い息、つまりは冬をテーマにした二本立て作品は、もう一作を長澤まさみさん主演にて構成されている。髪型から、映画「モテキ」の頃だなと連想させられてしまうところ以外は、ちゃんとこの主人公を演じきってくれていた。

…ファの豆腐…

やっぱり菊池亜希子さんのナチュラルな演技、纏う空気が好きだ。同じく好きな三浦誠己さんも出演されており、今まで見たことのなかったタイプの役柄に、さらなる魅力を発見出来て嬉しかった。

子供の頃、お豆腐だけはお豆腐屋さんで買っていた我が家。母から小銭を渡され、お豆腐を買いに行くのが私の役目だった。偉いね、いつもありがとうね、と白い三角巾をした笑顔の素敵なおばちゃんから手渡されるお豆腐の味は、スーパーのものと違うことなど子供の私の舌ではよくわかっていなかったけれど、四角が少し大きいそれはスーパーで買うよりもとっても特別な感じがして、お豆腐屋さんに行く行為自体が好きだった。小窓から見せてくれるおばちゃんの姿がなくなってしばらく経った頃、病気で他界されたことを知った。私も大人になっていて、地元を離れたこともあり、おばちゃんに感謝の言葉も何も残せなかったけれど、何十年経った今でも、お豆腐といえば私にはあのお豆腐で、あのおばちゃんなのだ。この作品を観ておばちゃんを思い出し、同じものは手に入らないけれど、今夜は湯豆腐にしようと思った。

また作中、幼なじみのかっちゃん(三浦誠己さん)への恋心について、新しい下着を買いに行ったり、連絡がつかないことへ気が気じゃなくなったりという心理状態が痛いほどリアリティがあり、女なあっこちゃんの演技もこれまた自然体で素晴らしかった。かっちゃんのように早い段階で、え?ていう理由でバッサリ切ってくれるとありがたいですね。音信不通になるとか、本命彼女の存在を隠してたまに抱くとか、大抵そういう男が多いので何度も言っちゃうけどバッサリ切ってくれた方がこっちは楽に死ねます。笑


…冬の日…

冒頭にも書きましたが、完全に映画モテキのみゆきちゃんそのまんまのルックス(ヘアスタイル)の長澤まさみさんなので、シンクロしそうになりますが、ちゃんと演じ分けております。笑

自身が写真の仕事にたずさわっていたことや、フィルム撮影を趣味にしていること、周りにカメラをやっている人間が多くいることもあって、この主人公の状況や思いもまた私的にとてつもないリアリティが溢れていた。ネットで勃発する問題も含めて、コンテストへの焦りや被写体との関係性、撮りたいか撮りたくないか、など。なんでもなくiPhoneを取り出してパシャとやる感覚はもはやまるきり持ち合わせていないので、うまいんでしょ、撮ってよ!なんて言われても、自分の気持ちが動かなければシャッターは切れない。

作中、元カレのお母さん(風吹ジュンさん)の言葉や気持ちに動かされ、撮りたい!に変わった瞬間の長澤さんの表情がとても巧くて、ぐっときた。ライカのシャッター音、最高。最後のナレーションとしての言葉で、ああもっと残さなくてはと、お豆腐屋さんのおばちゃんを思い、写真について思い、胸に響き、つまる素敵な二作品でした。
良い子

良い子の感想・評価

4.3
冬の朝、温度、鼻をツンと付く寒さを菊池亜希子が実に柔らかく透き通った演技で表現している作品。ぜひとも全身を委ねて観ていただきたい。
これを観た人が「なんとなく丁寧な生活を心がけたくなる作品」と評してて、めっちゃ観たくなった。どこで観れるの?
T

Tの感想・評価

3.2
セリフが少ないけど、なぜかストーリーが入ってくる。役者さんたちが上手いからかな。
Chirico

Chiricoの感想・評価

3.7
記録
「白い息」の二本立ての中の一作品
短編映画だけど面白い
なんとなく丁寧な暮らしを心がけたくなる作品
ひらが

ひらがの感想・評価

3.7
2013.3.9 鑑賞(記録)
短編作品。『冬の日』と二本立て。
静かながらも感情の移ろいを綺麗に描いていたと記憶してます。
仕事もプライベートも底が見えてしまっているというか、尻すぼみな感じを感じながらの毎日。菊池亜希子は上手かったと思う。
父から娘への静かで柔らかな想いが伝わってくるそんな心地良さを残してくれる。
長澤まさみの『冬の日』を観ようとすると、必然的にセットです!笑

どちらの作品も、なんやかんやあって『よっしゃ、んながんばるか』的な感じですが、この作品のほうが良かった印象

なんとなく灰色の世界(鬼の主観)だからこそ、登場人物の個性が際立っていて、短編ながら観たった感ありましたね

特に優しいお父さんにぐっときました

そして、湯豆腐(木綿)を二丁ぐらい、いっき食いしたくなりました!笑
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