くじらの作品情報・感想・評価

くじら1952年製作の映画)

製作国:

ジャンル:

3.6

「くじら」に投稿された感想・評価


色セロハンだけのアニメ。

全部アナログってすごいな。すごすぎる。。。
highland

highlandの感想・評価

3.8
多重露光、セル、透過光による嵐のビジュアルはこの時点で既に完成形を見ている。影絵のような抽象的なキャラクターで、観念としての欲望を体現。平面的な絵のセンスがないと出来ない作画。人物が折り重なってるシーンとかすごい。
細かくカットを刻むダブルアクションのような編集や、ポン寄りの技法をアクションの強調として使っており、既にこのような見せ方をしてたのかと驚く。国産アニメ初のレイプ描写があるアニメでもある。
Hiromasa

Hiromasaの感想・評価

2.5
欲望しかない男を描く。
乳首の影。
この人たちの腕、どうなってんの?
に

にの感想・評価

1.1
くじらの上でぬるぬるする話。ひとのスマブラ見てるような気分。
こんなに不気味な映画あるか、というくらいの映画が戦後そんなに経ってない日本から生み出されたのは凄すぎる。
まぁ

まぁの感想・評価

3.7
切り絵や影絵のような独特なタッチに、
まず魅了されました…☆

台詞が一言もないので、何が起こっているのか…想像力フル回転…(笑)

3人の男性と1人の女性…*
女性を巡って…何かが起こっている…*

自然を怒らせたのは…誰? 何?

解釈の仕方が色々と出来そうです…☆

…こちらでやり取りしている方に教えて頂きました…☆
ありがとうございます(*^^*)
こりん

こりんの感想・評価

4.2
荒ぶる神を怒らせたのは、オトコの諍いか、其れとも‥オンナへの

漁に出かけた舟人達を鯨🐳が襲い掛かり、嵐の中、船から放り出された。

船の板で辛うじて難を逃れた男3人と女1人。

何もない地平線で起きるのは‥男達の女の奪い合い!?

か弱い女を奪おうと、服を剥ぎ取り、3人が争う様に近づくサマが、影絵で皆んな黒いんですけどリアルで怖い💦

激しい狂気乱舞!に‥内容はヒドイけど、何か感じるものに圧倒されました。

影で魅せる絵力🖼エネルギーをビビビッと感じました🌟

youtubeで観れるとフォロワーさんに教えて頂けて良かった🌟

スゴいパワフルな映画に出逢えてました🌟ありがとうございます😊
TS

TSの感想・評価

-
日本アニメ界の巨匠とされる大藤信郎の代表作だそうです。この作品と『幽霊船』はカンヌ国際映画祭でも高く評価され、あのピカソも絶賛したそうな。わずか数分のアニメーションで台詞もありませんが、影絵芝居なのでどこか幻想的。東南アジアの影絵芝居ワヤンを彷彿させられました。
男が女を取り合う中、くじらが男を丸呑みしてしまい、、という話でしてどこか幻想的ですがメッセージ性は高いと思われます。
こういう短編アニメもこれから開拓していきたいものですね。
青二歳

青二歳の感想・評価

5.0
1952年大藤信朗によるカラーセロハンによる切り絵アニメーション。セロハンの重なり具合の美しさ。カンヌ映画祭に出品されピカソやコクトーから絶賛されたものらしい。
【あらすじ】
鳥追い笠を被った女が三味をかき鳴らし愉快な船上に、突如襲う嵐。転覆する船、荒波に飛び込む乗客たち。嵐が収まるもまだ波高い海原に浮かぶ船底。そこには1人の女と数人の男たちが残るばかりであった。
絶望のためか狂気に乱れた男たちは女に襲い掛かり、女の奪い合いが始まる。あわや女が襲われるという時、側にいたくじらが船ごと飲み込んでしまう。しかし彼らはくじらの腹の中でもなお争う。逃げまどい泣き崩れる女。
するとくじらは潮を吹き上げ、争う人間たちを放り出す。女はくじらの背に乗せられ助かるが、ひとりの男もくじらの背に降り、なお女を我が物にしようと襲いかかる。
その時くじらは自らの尾で男を海に叩きつける。救われた女は…

戦前は千代紙を使った切り絵アニメーションを多く作り、戦中も創作活動をやめず独創的な作品を作り続けたアニメーター。東映アニメーションができるまで、商業的アニメは確立せず、また今のような分業制もなく、大藤のようなアニメーターがひとりで作り上げる事が多かった。分業制で有名なものは“桃太郎海の神兵”('45)ですが、大抵アニメーターひとりか、せいぜい脚本との二人三脚が多い印象です。こんなレベルをひとりで作っちゃうというのがもう信じられない。
Filmarksジャケが大藤の千代紙アニメで可愛らしいから伝わりにくいでしょうが…カラーセロハンが重なる幻想的なアニメーションによるエロティシズムと暴力に圧倒されます。暴力というのは男たちの欲望だけでなく、大嵐という自然の圧倒的な力と、くじらというここでは超越者の力です。超越者であるくじらの介入によって大団円に持ち込むのはとてもお能的で好きです。意識しているかはわかりませんが、とても能楽らしいクライマックスですね。
あいつ

あいつの感想・評価

4.0
セロハンや切り絵で幻想的な世界を作っています。世界に認められた初期日本アニメの傑作。