サラリーマン目白三平 亭主のためいきの巻の作品情報・感想・評価

サラリーマン目白三平 亭主のためいきの巻1960年製作の映画)

製作国:

3.5

『サラリーマン目白三平 亭主のためいきの巻』に投稿された感想・評価

Gocta

Goctaの感想・評価

-

国鉄に勤めるヒラ社員を主人公に、親戚の娘の家出や次男の養老院とのやり取りなどを、静かに描いた映画。面白く楽しめた。

ただし、主人公に完全に感情移入の状態で、家庭内の様子は笑えなかった。

浜美枝が…

>>続きを読む
(『やぶにらみニッポン』の所で併せて書いた。実に心地いい、他愛ない、しかし確実に先が見えてる、ペシミスティックでもある映画。個人的には突き抜けたものを望む。)
mingo

mingoの感想・評価

4.0

あんまりに胸をうつもんだから久々に映画館で涙してしまった、、、貧しくともいつだってそこかしこに豊かさが落ちている時代、憧憬の眼差ししかそこにはない。
部屋の中の家族のそれぞれを捉えたショット、子供の…

>>続きを読む
飲み会が嫌いな主人公というだけで好感が持てる。目白三平って国鉄の正社員なのに安月給なのか。そこだけよくわからない。
子供の横移動を捉えたドリーショットが2回あって、いずれも素晴らしい。

笠智衆と望月優子の家族、地獄すぎる。受け身で言われるがままの笠智衆が突然ブチギレ全員皆殺しにする『酔っぱらい天国』なみのキチガイを期待したがそんな展開になるはずもなく平々凡々の大衆ドラマでハッピーエ…

>>続きを読む

国鉄職員の目白三平の親戚の娘さんが家出してくる話と、次男の話が中心。

次男が知り合った人と贈り合う品物が素朴なので、すごくジーンとする。
三平役の笠智衆は、親戚の娘さんが美人でドキドキしたり、宴会…

>>続きを読む
一

一の感想・評価

-

去年観た同じく鈴木英夫の素晴らしい『目白三平物語 うちの女房』から夫役が佐野周二→笠智衆に変わったせいか、妻の望月優子のガミガミ度が高まっていて家庭内がわりと常に険悪なのだが、それでも今回もとてもい…

>>続きを読む

タイトルからサラリーマン哀歌と思いきや夫婦の倦怠期と親も気づかぬ子供の成長の物語。

貧乏暇なしの母親から相手にされない子供が、優しさというか愛情を孤独という共通点をもつお年寄りに向けていくのが泣け…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事