ランディがプロレスラーとしての生き様を見せてくれた。痛々しくもかっこ良かった。一度は引退をしたが、自分の生きる場所はリングだと思い直して復帰。この選択に胸が熱くなる。せつなくなる。それから、控え室の…
>>続きを読む「リングにしか彼の居場所はない。」
そりゃそうかもしれないけど、あまりの痛々しさに劇中何度『そこまでやったんならもう充分でしょ』と思ったか。ここまで観るのが辛い映画もなかなかない
アロノフスキー、…
人気は翳り、栄光は過去のものとなったレスラーのランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン(ミッキー・ローク)。彼の酷使し続けた身体は限界を迎えようとしていた。リングに生きてきたランディは、ザ・ラム”として死…
>>続きを読むとにかく傑作。
ダーレン監督の重い作品もミッキーロークを起用することでフィクション味がみえて逆にエンターテイメントとして消化しやすくなっているのかも。
ブラックスワンのナタリーポートマンも然り。…
『レスラー』は、命の使い方を忘れかけた人にとっての、最終通告みたいな映画だ。
ただ、「ここに俺がいる」って、世界に向かって言うために、命を差し出す老いたミッキー・ローク。顔、体、過去、全部さらして…
現実とリング=輝ける場所のギャップに苦しむ演出が秀逸(惣菜売りの仕事の入りなど)で、仕事ぶりを見てもリングでの自分とリアルな自分とを混合していることがよく分かる。それが現実での生活をチグハグにして不…
>>続きを読むランディの生き様がドブネズミのように美しい。
レスラー仲間、プロレス関係者やファンたちからは家族同然に愛される一方、スーパーのアルバイトもこなせず、セックスとコカインに耽った結果、娘との約束すらすっ…
この映画は1人のロートルレスラーの話であるとともに、ミッキーロークについての映画なのだ。
見る人によっては悲しいラストなのかもしれないけれども、「結局これしかねえんだよ」という結論は、ワタクシとし…
©2008 OFF THE TOP ROPE, INC. AND WILD BUNCH. © Niko Tavernese for all Wrestler photos