このレビューはネタバレを含みます
ヴェンダースの天使を擬似体験するかのような映画。凄い。
そして、あまりにもタイムリー。過去の映画に描かれる記憶が現在になってしまった。
『東から』にも言えるが、本邦にもこういう聡明なプロデューサ…
初アケルマン。めっっっちゃ喋るな。
モノローグの割合多くて流石に途中で頭痛くなったけど、最後の食事シーンは舞台ぽくて結構ふざけてたから良かった。余りにも省略しすぎた「くたばれ!」面白い。
偶然だろう…
笑えても笑えなくても「ここからがオチです」という呼吸はわかる。
舞台照明としての「裸電球をたくさん吊るす」方式は、いつごろからポピュラーだったんだろう?
日本の舞台作品でもよく見た(今でも?)。
…
群像劇としてフィクション的に描写されるであろう個々の問題をアケルマンは自らカメラの前で告白させる、残虐なまでのワンカットの威力は逆説的に退屈から凄まじさを増していく。一般人に突撃取材するようなカメラ…
>>続きを読むCollections CINEMATEK - ©Fondation Chantal Akerman