エルサレムの路面電車の作品情報・感想・評価

『エルサレムの路面電車』に投稿された感想・評価

マサル

マサルの感想・評価

3.0
市電を舞台にしたオムニバスストーリー。日本でも見かけそうな話もあるし、日本版作ったらきっと面白いと思うけど
ムチコ

ムチコの感想・評価

3.5
東京フィルメックス2018

いくつもの言語、いくつもの民族が行き交うエルサレムの路面電車。そこに乗り合わせる人は厳格に律法を学ぶイディッシュ、旅行者、他国から招聘されたサッカーチーム監督、軍人、など様々で、それぞれの濃度で暮らしている。路面電車がぐるぐる走っているのにどこへもたどり着かないような気がした。

普通のお姉さんがギョッとするような(少し差別的な)事を言ったりするのが当地のリアルなんだろねと思った。あとユダヤ人とパレスチナ人が一緒にいたらおかしい? みたいなくだりもどきっとした。
とえ

とえの感想・評価

4.0
東京フィルメックスにて鑑賞

エルサレムを走る路面電車の中で起きている出来事を映し出した作品

これはとても素晴らしかった

「世界の車窓から」のエルサレムバージョンを観ているような、ドキュメンタリー性も感じさせる作品

様々な駅から、様々な人々が路面電車に乗ってくる
ユダヤ人、パレスチナ人、アラブ人、旅行者
ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒

人種も違えば、宗教も違うし、考え方も違う
そんな彼らが、小さな電車に乗り合わせて、同じ方向に向かっている

そんな彼らを観ているうちに、その小さな電車こそが、イスラエルそのものなんだと思えてくる

映画の鑑賞後に、アモス・ギタイ監督のQ&Aがあり、その中で、監督から
「これは、私がイスラエルの未来を楽観視したものだと言えます」と言っていた

イスラエルという国は、様々な国から聖地を目指して逃げてきた人々で成り立っている国であり、
狭い国土を様々な民族で奪い合い、常に争いを繰り返しているのが現実だ

しかし、監督としては、
この電車に乗り合わせた人々のように、互いに違いがあるのを認識しながらも、みんなで同じ方向を向いて進めるような国でありたいと願っているんだろう

中には、あからさまにパレスチナ人やアラブ人に対して人種差別をする人がいて、驚いてしまう場面もあった

それでも、そういう差別的な人もまた、この国の多様性の一つであり、同じ電車に乗り合わせた人なのだ

日本に住んでいると、ちょっと考えられないような多様性だったけれど
世界中から人々が集まるエルサレムだけに、ここには世界の縮図があるような気がした
MALPASO

MALPASOの感想・評価

2.8
イスラエル映画
@東京フィルメックス

巨匠アモス・ギタイ監督作。

トラムに乗り合わせた市民や旅行者たちの会話劇。日常の様子だけど、会話を通して、パレスチナ問題が聞こえてくる。

社会的なテーマを何気ない会話劇に落とし込み、淡々と描いている。素晴らしい。

エルサレムのヤッファ門を出ると、すぐにオシャレなショッピングセンターがあり、未来的なデザインのトラムが古い走る。
以前数日過ごしただけなのに、エルサレムまた路面電車(トラム)に乗った時の遠い記憶が蘇り、電車に窓から見える景色に見入ってしまった。「ヤッファ」「ダマスカス」・・・聞こえてくる駅名も懐かしかった。

映画は旅だ!

もう一作併映だった「ガザの友人への手紙」を観る。
こちらは手紙を通してパレスチナ問題を浮き彫りにした短編。
suuuuuu

suuuuuuの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

息詰まる状況の中でもそれぞれの生活は続く。路面電車に乗降する人々は人種も宗教も様々で面白い。
歌ったり演奏したりって演出なのか、通常よくある光景なのか知りたい。
超正統派ユダヤ人の格好がやっぱり好きなんだなと思う。
周りに他人だらけでも、皆自由にケンカしたり聞かれたらまずいことを話したり。
自己主張が…。
自分の意思をぼやかしてるより、生きてる!って感じるのだろうか。
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

1.5
【滑ったコントを連続して観た時、眼前に映る時刻に貴方は絶望するでしょう】
本作は、明確なストーリーがあるわけではなく、様々な乗客のユーモラスなやり取りを並べたコント集的作品である。まるで、コント劇場で延々と芸人のコントを観ているような作品なので面白いコントとつまらないコントの落差が激しく、体力的に厳しい映画体験となる。コントの前には時間が表示され、それが次のコントの合図となる。つまらないコントが続いた時に観るこの時計表示がブンブンに絶望を与えます。

それでも面白かったコントがいくつかあるので紹介する。

まず、序盤に展開されるサッカーのサポーターVSフランスの監督という話がとても面白かった。フランスからサッカーの監督がやってきてエルサレムの監督と一緒にテレビの取材を受ける。しかし、後ろでガヤのように騒ぐサポーターが煩く、またエルサレムのサポーターがベラベラと話すので、全く会話にならない。四方向からボールを投げられる地獄の言葉のドッヂボールにフランスの監督が辟易していく様は抱腹絶倒であった。

そしてもう一つ面白いエピソードがマチュー・アマルリックパートにある。息子を連れているアマルリック扮するおっさんは、なんとなくトラムに乗り合わせた人と世間話をするのだが、相手夫婦が「わが軍隊は最強なのよ」と現世の先を見てしまっている危ない目線で語り始め、どう会話を終わらせようかしどろもどろになるパート。マチュー・アマルリックの困り顔を楽しめただけでも救いだと感じた。

アモス・ギタイ監督は本作のリアリズムとユーモアの渦から、イスラエルおよびパレスチナ自治区が抱える差別や息苦しさを描こうとしているのだが、結局自己満足が強いアート映画のレベルを越えることができず、多くの観客に苦痛を与え続ける作品であった。もし、観る機会があれば体調がいい時に観ることオススメします。
Soseki

Sosekiの感想・評価

3.3
エルサレムの路面電車を舞台に、10以上の短かなエピソードを重ねて、エルサレムを描く。特に筋や主人公はない。

兵役に行くための別れ、旅の途中も律法を勉強するユダヤ教徒、列車内をパトロールする警備員のようなイスラエルらしい風景もあれば、どこの国にもいそうなおばさんの嘆き節もあり、ユダヤ人とパレスチナ人が同じ列車に乗って助け合うという希望のようなエピソードもあり。話される言語も演奏される音楽も多様で、長い歴史と民族・宗教が入り乱れるエルサレムを象徴しているという。
そうそう、訳わかんなかったのはサッカー監督のインタビュー。ああいう国民性ということか。

マチュー・アマルリックは旅行者親子を演じていたが、観客目線で、ちょっととぼけていて、いいアクセントになっていた。彼が朗読していたフローベールの旅行記も興味深い。
フィルメックス。
多民族都市エルサレムを走るトラムを舞台に、乗り込んでくる様々なバックグラウンドを持つ人々の、人生の断片を捉えたユニークな作品。
場面・時間は数分ごとにランダム入れ替わり、どの話も特にオチがつくこともなく、主人公がいるわけでもない。
息子に説教を始める老女、本気の喧嘩を始める夫婦、フランスからの子連れの旅行者、福音書をつぶやきはじめる牧師、差別意識丸出しの警備員、ヨーロッパから来たサッカーチーム監督、etc。
ユーモラスなものからシリアスなものまで、エルサレムの今を映し出す。
アモス・ギタイは同時上映の「ガザの友人への手紙」もそうだが、朗読したり詩を吟じたりするのが好きなんだな。
しかし、結構みんな車内で歌ったり演奏したりしてたが、アレはリアルなんだろうか。
パレスチナのラッパーが最高。
サッカー監督は辞任しそうw
1853Perry

1853Perryの感想・評価

3.5
マチューあれで終わりかと思っちゃったけど、もうちょい出てくる。
ほんとかっこいいなぁ。マチューが見たくて行ったから割りと見れて満足。ああかっこいい。コーデュロイのジャケットとても似合ってました。カーディガンのボタンの外しかたなど。マチューがマチューでした。
子供がasics着てた。あと、オランダ国籍の子はどこかで見た。テルアビブオンファイア🔥?あの子越しでもマチュー笑
常にどこかにマチューを探してしまった。
🍏のおばさんよかった。ハーモニカの子かわいい。
yontanu

yontanuの感想・評価

3.3
街映画だなぁて感じ

会話の中に完全には理解しきれないパレスチナ問題とか宗教問題があって、それがわかればもっと会話を楽しむことができたかなぁ
マチューはお腹出ててもかわいい
テルアビブオンファイア?の女優さんもいた!
ただアップが多くて目が疲れる
>|

あなたにおすすめの記事