新世紀ロマンティクスの予習。
経済復興期の光と影の部分がセミドキュメンタリー風に仕上げられています。
実にジャ・ジャンクー風です。
チャオ・タオさんが出演しているのも良いと思いました。
良い記録にな…
このレビューはネタバレを含みます
成都にある420工場で働いていた労働者たちの話。ほぼドキュメンタリーのようなインタビューの繰り返し。その中で要所で入り込んできた麻雀とかローラースケートのショットは見もの。すべきことがあれば老けるの…
>>続きを読む終焉を迎える大きい工場で働いていた人々にインタビューするセミドキュメンタリーのようなモキュメンタリーのような作品。実際の人物と役者を交ぜる不思議な演出。420工場って名前がいかつい笑
労働者数人の人…
ジャ・ジャンクー監督作品3本目鑑賞。
こちらはセミドキュメンタリードラマでした。
四川省成都市で50年の歴史を持つ巨大国営軍事工場の閉鎖が決まり、商業施設に生まれ変わる。
3万人の労働者が失業し、…
ジャ・ジャンクー監督『四川のうた』(2008)
消えゆくものを携えながらも
生涯私が誇りとするには充分なのだ
―――万夏 ワン・シャー
人物と荒涼とした四川の景色が常にそれらの関係性を想起させ…
得体の知れないショットが羅列される。ローラースケートを退行するカメラで捉えるショットとか忘れ難い。
廃校でのインタビューで、陽が落ちていき外の景色が徐々に暗くなっていくが、この辺りの時間表現も素晴ら…
成発グループ,工場,プレス,工員合唱,移転式典,四川省成都,入院老婆,病気友人再会,ステージバトミントン,バス内工員インタビュー,麻雀,退職者娯楽室,指名手配書,420工場社員宿舎,団地,レンガ,点…
>>続きを読む時代に翻弄され右往左往するしかない庶民の人生のいくつか
それらは廃墟となった工場に未だ染み付いたまま、時を超え続けているのかもしれない
大釜に入れられた大量の豆の中からひと粒、またひと粒と取り出し…
制服
2007年、栄えてきた四川省成都の「420工場」が閉鎖されることに
そこで働いていた労働者たちが昔を振り返る
閉鎖される巨大国営工場で働く人々へのインタビューに架空の人物の語りを織り交ぜ、…