スチレンの唄の作品情報・感想・評価

スチレンの唄1958年製作の映画)

LE CHANT DU STYRENE

製作国:

上映時間:14分

ジャンル:

3.6

『スチレンの唄』に投稿された感想・評価

それ
4.1
YouTubeの自動翻訳で見たから、あまりよくわかっていないが、映像は最高
ドキュメンタリーに映像がオーバーキル。過去の話とか記憶の話ばっかりしてたから、現在何が上手くいってるかに視点を移したのかな
1990
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実際に工場内で行われている単純作業とは裏腹に、その成形工程や形が自由自在に変えられるという物質そのもの、工場の外見から見てとれるフォルムの美しさなどに目がいく

パイプが幾重にも重なり、繋がり、ある…

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プラスチックの涙は植物的で、舌にくっ付きやすい。きっとその舌のうえで、手のひらですくった海に雨が落ちてくるときのように粒立ちながら形を変える。その透明な固形物は目の悪い動物の本能によって着色される。
製作ピエール・ブロンべルジュ。撮影サシャ・ヴィエルニ。ププラスティック製造のドキュメント。台本朗読ピエール・デュックス。
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【アラン・レネ】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 発表)第33位。
5.0
このレビューはネタバレを含みます

「去年マリエンバートで」のBlu-rayに入ってた短編二つ目
いやもうこの監督一生こういうドキュメンタリー撮っとけば良かったんじゃないかな。

世界のすべての記憶では白黒だったのがこちらはカラー作品…

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このレビューはネタバレを含みます

序盤で立ち上がる出来上がったプラスチックも綺麗だけれど、工場内で産み出される過程、更には工場自体の幾何学的連続性もまた綺麗。

オーケストラの音楽と工場内の映像の組み合わせや工場を外から見回すカメラ…

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短編集の5本目に視聴。
プラスチック礼賛、工業社会礼賛の内容で、どのような経緯で制作することになったのか気になる。この短編集以外は夜と霧しか見たことがなかったので驚いた。

アラン・レネ監督『スチレンの唄』(1958)

原子の姿が何かに移り変わっていく工程は、

生命運動そのもの。

人間の作為を超越して、
まるで彼らがそうなりたかったように。

The proces…

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