大好き、なによりこの人が切り取る表情が好き
インタビュー前の数秒間のカットが好き(特に途中からポーズを取り出す女性のカット、愛らしい
瀋陽から来た人も、最初から工場で生まれ育った人も寄せ集まって故…
「薄く広がっていく牛乳」の詩と一緒に倒れた工場の壁の煙が広がっていくシーンに物凄く仏教を感じました。変わっていく四川を否定も肯定もせず、あるようにあるのだとただ眺める感じです。諸行無常ですね。
四…
『工場の出口』から始まる。あれってなんで出口なんだろう。入り口でも当然あるのに、と昔思ってたけど、扉が開いて人が出てくる事が映画として何より大事な事なんでしょう。
過去を語る人々の現在の顔。未来の…
巨大な国営工場"420工場"が閉鎖され、商業施設へと立て替えられる。
労働者たちが様々な思い出を語り出す。チャオ・タオなど4人の俳優以外は実在の労働者だという。
激しく移り変わる景色や人々の暮らし…
ドキュメンタリー的なジャ・ジャンクー監督作品。
四川省・成都にある長年使われた工場が閉鎖となり、移転の式典が行われる冒頭から、次々とこの工場で働いていた人々が映されるので「ドキュメンタリー映画か…」…
このレビューはネタバレを含みます
一応ジャンル的にはドキュメンタリーなんだろうけど、明らかに台詞を言わせてるフィクション映画的なシーンとか綺麗すぎるカメラワークも然る事ながら、特にインタビューを受けてる人によって語られる過去の強い物…
>>続きを読むまるでショアーを皮肉ったかのような半ドキュメンタリー作品。
過去を語る人物を撮ったとしても、そこにあるのは真実や歴史の断片ではなく、単に個人の記憶とそれを頼りに話す人間だけだ。
実際の労働者にテ…