「ニュー・シネマ・パラダイス」が有名なジュゼッペ・トルナトーレ監督作品。
表面上コミカルを装いつつ終始悲しい内容なんだけど、脚本の妙なのか余韻はさっぱりした。
マレーナがくわえたタバコに男たちが一斉…
このレビューはネタバレを含みます
前半のコメディタッチとは打って変わって後半はかなりシリアスです
集団心理における人間の悪の部分を表している
人間は自分たちが手に負えない美しさや異質さに出会った時、それを受け入れることができず徹底的…
マレーナが町の女性たちからリンチを受け、それを男たちが黙って傍観しているシーンは、まるで現代の「ネット炎上」を見ているようだった。
普段は陰口や嫉妬を重ね、ひとたび大義名分ができたら、正義の顔をして…
ただのスケベ映画かと思っていたが、物語が進むにつれて「集団心理の狂気」や「戦争が引き起こす非常な運命」が描かれる
昔までなんで南イタリアなどと言う美しい国に生まれて、北米や南米に移住するのが謎でしか…
美しさは周りだけでなく自分自身も狂わせる。
綺麗なものに石を投げたくなる人間の卑屈さに、最初から最後まで胸が痛くなる。
卑屈な人間はずっと変わらないけど、変わらないものは他にもあったことに救われ…