マドモアゼルの作品情報・感想・評価

「マドモアゼル」に投稿された感想・評価

たく

たくの感想・評価

4.1
ジャンヌ・モローはやっぱすごいね。
この人の主演でハズれってないよね。

優雅な外面に隠された下衆な女の本性。
怖いねー。
otom

otomの感想・評価

4.7
村中から女神の如く慕われるジャンヌ•モローの屈折した乙女心せいで、村八分状態の流れ者のイタリア男。イケメン過ぎるのも問題ありなのですね。平和そうに見える閉鎖的な村で盲目となる村人の感じは、後の“白いリボン”を思わせる。シビれるシーンも満載の傑作。
マコ

マコの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジャンヌ・モローがすごい。シーンによって年齢が10歳くらい違って見える。ハウルの動く城ではときめきによってソフィーの見た目年齢が変化するけれど、人がやってこの差はすごい。

マドモアゼルが悪いってさんざん言われてるけど、これだけセクハラ受けてたらそりゃこうなるわ。人々のひとつひとつは小さい何気ない悪意が貧しい少年に勉強を教えてあげるような善人をこれだけのことをする悪魔に変えてしまったって話だと思った。ミヒャエル・ハネケのピアニストともかぶる部分はあると思う。

この映画が作られたとき(1966年くらい)、ジャンヌ・モローは38歳くらい。パリでは40歳までは若者扱いなので(1959年発表、フランソワーズ・サガン「ブラームスはお好き?」新潮文庫の解説が根拠)、今の日本のアラサー女性くらいの感覚なのではないでしょうか。都会ではギリギリ若者に入るけど、田舎では「女のくせにそんな年にもなって結婚もしないで・・・」とか「結婚できなくてかわいそう」とか言われる。あるあるですね。その中でなんとか自分を保つためにいつもきれいにお化粧していたり、おしゃれしたりしているんだけど、村で一番教養があって自立だってしているのに、村の警察の仕事(タイプ打ち)だって手伝ってあげてるのに、言われることが「あの年で結婚もしてないから頭おかしくなってるんだ」ですよ。そりゃストレスたまりますよ。結婚してないからおかしくなってるんじゃなくて、そんなことを言われ続けているからおかしくなってるんですよ。しかもこの人って舐められないようにお高い態度をとっているだけで、ほんとは大人しい控えめなタイプなんじゃないかな。イタリア人のイケメンを陰から見つめているだけだしね。
この人が悪いことするのって好きな人のかっこいいところを見たいだけなんだろうな。そこが彼女の非常に少女趣味というか子供なところですね。

映画はじまって最初の頃の靴をやたら大事にするシーンや、お化粧中に犬が吠えてイラっとして放火しに行くシーンに狂気を感じた。

お高くとまってるくせに結局イケメンとセックスして喜んでるメス犬じゃん、って思いがちだけど、それはマドモアゼルの側に立っていない意見だと思う。彼女からしたらずっと好きだった人に愛されてうれしいだけなんじゃないかな。で無邪気な幸せに浸ってるときに突然「明日息子とこの村を出ていく」って言われたら、幸せな気分台無しになるじゃないですか。使い捨てにされた=性的に搾取されたって思うじゃないですか。実際そうだし。リンチの引き金になる「ウイ」に限って言えば、嘘は(協調)言ってないんだよな。

さんざんマドモアゼルをかばってきたけど、一番かわいそうなのは子供です。村の人たちにもう少しデリカシーがあったら、マドモアゼルがもう少し大人だったら、イケメンが女関係にもう少し節操があったら、みんな幸せに暮らしていけたんじゃないでしょうか。
a

aの感想・評価

3.0
完全にジャケ借りで観てみたら、なかなかぶっ飛んでた、後味悪すぎる。誰もが思わないよね、お洒落でマドモワゼルなんて呼ばれて閉鎖的な街で際立ってる女教師が犯人だなんて。サイコパスすぎる、恐ろしいよ~~。好きな男の前でだけ笑顔になったり、好きな男の息子をいじめちゃったり、なんか女の醜い?嫌な部分がたくさんでてきてやだなあ…って思いました。
ネグセ

ネグセの感想・評価

4.0
マドモアゼルと少年ブルーノのいわば表裏一体の憎悪と狂気が画面一杯に溢れ出てきて、こっちは睨まれたカエルになるしかない。原作者で脚本も担当したジャン・ジュネの社会への積年の怒りが込められているようで、最後にブルーノが吐いた唾を避けるので私は精一杯だった。
歪みまくった独身女の奇行と 村の閉塞感が生み出す不気味で奇妙な作品。ジャンヌダルクやジルドレと結びつけようと試みたが マドモアゼルがトリッキー過ぎて挫折。“純潔”は「美徳でもある」そして「苦悩にもなり得る」。一瞬『小さな悪の華』を想起したが違った。残るものは衝撃のみ。こんなの見たことない。興味がある方は是非。
梨

梨の感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

表ではマドモアゼルと慕われている彼女だが、男たちからは「パリでは平凡な女になのに女神扱いされている」と陰で言われたり、「花嫁が冠に使う花を折ってはならんな」と皮肉られたりと、明らかに"婚期を逃したオールドミス"といった扱いをされていて、本人もなんとなくそれを察している。
頻繁に鏡を見たりと服装に気を遣い、小洒落たマドモアゼルは明らかにこの泥臭い田舎のにおいて異色の存在であり、こんな村から出たいと願うのも無理はない。やっとのことでイタリア男と一晩かけて野原で愛しあった朝、「明日ここを出る」と告げられた彼女の絶望と怒りは容易く推測できる。

悪意に満ちたジャンヌはどうしてこんな妖艶なんだろう、ファムファタールなんて甘ったるい存在ではなく、飢えた牝犬のような卑しさとどす黒い存在感に目が離せなかった(ピアニストの「知的な顔して中身はクソ同然なんだな」というセリフを思い出した)。
マドモアゼルと呼ばれる女教師兼職員(ジャンヌ・モロー)の悪女ぶりが際立つ映画だった。

マドモアゼル(ジャンヌ・モロー)が洗練された衣装にもかかわらず水門をあける風景から始まる。水門を開けることで、水が勢いよく村に流れ込み、洪水となる。そこで、活躍しているのは「よそ者」扱いされているイタリア人の男マヌーであった。
よそ者というだけで犯人の嫌疑をかけられるマヌーだったが、息子と暮らしている。

村人の話で、これまで放火2件、洪水1件が起こっているということ。
そうした事実を踏まえて、またまたマドモアゼルが放火する。次は、水に毒薬を入れて家畜(牛、馬など)を殺す。そして、タバコを落として火が付いた家を放って逃げるという「結果的に放火殺人」と悪事を続ける。
このあたり、歪んだ行動はなはだしい。

さらにマドモアゼルの悪女ぶりは、雷雨の夜~朝にかけて、マヌーとセックスするが、ボロボロの服で朝帰りしたマドモアゼルに村の女が「おのイタリア人にされたの?」→「そうよ!」と言い放つことで、マヌーはリンチを受けて………。


観ていても、さほど楽しい映画ではなく、不条理な世界が描かれていて、マドモアゼルの歪んだ行動の意図が最後まで分からないので「モヤモヤ感が溜まった作品」であった。
yumiko

yumikoの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます


陰険なオールドミスが繰り広げる 陰湿な事件や出来事の数々。
冒頭から最後まで、陰険の極みで去ってゆく‥‥。

でも綺麗な風景、綺麗なジャンヌなので困ってしまいます。


主演のジャンヌモロー様は、3カ月ほど前に亡くなられました。
残念です‥‥
MAMI

MAMIの感想・評価

3.0
全体的に理不尽なマドモアゼルの行動にこっちまで振り回された。
うさぎをボコボコにしたのマジで許せん。人間をボコボコにするのはいいけど小動物を虐めるな。
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