これは!素晴らしい作品!
「北九州の狼」と呼ばれた極道の半生をその時々の時代を絡めて描いた作品で、時代にエネルギーがあった前半はエネルギッシュに、段々しらけてくる後半は淡々としている。そのエネルギッ…
路面電車に掴まりながら刺されまくる義父(石山健二郎)を目の前に、直前の喧嘩で足を怪我しているせいでどうにもできない高橋英樹がこけつまろびつ「おとうさーん!」と絶叫。この描写だけでセンキューベリーマ…
>>続きを読むオープニングはパワフルな印象だったが、展開と結末は当初の印象と大分異なる。なにより、ラストの簡潔さに驚く。主演・高橋英樹の白いスーツ姿。印象に残ったのは序盤。ケンカをして負傷した高橋英樹と一緒に歩い…
>>続きを読むストーリーの骨組みは東映任侠的な昔気質のヤクザと新興ヤクザの対立ではあるが、根幹のテーマは文学的というか。時代の流れ、そして女によって去勢される野性性・野蛮の話。序盤の「喧嘩したくてしようがない」暴…
>>続きを読む