確か北野武さんが数年前の何かの番組で、これは生きてるうちに一度は見るべき映画だよと仰っていました
確かに第二次世界大戦中でのフランスでこれほどの大作を作り上げたのは凄すぎるの一言
特に主人公役のジャ…
非常に名作らしい名作ですね。
特別好きでもないけど、名作であることは認めざるをえない、という感じの感想です。
見せ物に従事する人たちについての、いわば自己言及的な映画って、アカデミー賞とか然り、ま…
恋なんて簡単よ。
【感想】
ロココ絵画のような愛だの恋だの浮ついた可愛らしさと、翻ってその下に潜む死と鬱の影。《王と鳥》以来の大好きなプレヴェールの雰囲気だ。役者バティストが街のカーニバルに騒ぐ市…
このレビューはネタバレを含みます
ラスネールがずっと美しい
愛しい人に愛しいと言わない どうしても手に入れたいものを手に入れたいと言わない 敗北しても敗北したと言わない 上流階級を憎みながら上流階級のように着飾る男 その不器用さ に…
不倫とギザな台詞回しに恋愛上の刃傷沙汰とか、如何にもおフランス映画って感じだが、聞きしに勝る傑作! 群像劇で人物の捌きっぷりがいい 端役までこの映画に欠かせない存在としてイキイキしとる 足引っ張りま…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ほんとにすごい。セリフのひとつひとつを噛み締めたいし、画や動きのすべてを目に焼きつけたい。家に帰ったらもっかい観よう。
首を吊るための縄で縄跳びしちゃうのとか、洗濯物を干しちゃうの、死の前に生活が…
はじめ台詞回しとテンポが思ったより古典すぎて不安だったがジャン=ルイ・バロウが出てきてから一気に引き込まれ後は最高すぎた。というか、一幕目が舞台を整えるための前段階で、二幕目が本番だった。終わった恋…
>>続きを読むマルセル・カルネ
原題『Les Enfants Du Paradis』
(天井桟敷の子どもたち)
ジャック・プレヴェール
(枯葉の作詞)の脚本が素晴らしい
シェイクスピアへのリスペクトもあり、セ…
映画には脚本の良さ、エンターテイメント、時勢との関わりとか色んな視点が個々にあると思うけど、それら全部引っ括めて凄い映画と感じた。この映画で奮起されたエネルギーの総和でこれを超えるものがあるのか、こ…
>>続きを読むファムファタールの物語。一人のヤバいやつによって全員破滅する話。しかしそのうまくいかなさ加減は中々面白い。執着が人を狂わせ、それを夢とするなら、世間には認められてもいつかは己自身の夢に食われるのだろ…
>>続きを読む