旅路の果ての作品情報・感想・評価・動画配信

『旅路の果て』に投稿された感想・評価

生真面目ゆえに挫折したマーニー、代役として舞台に立てないまま引退したカブリサード、ドン・ファンであり続けることに拘るサンクレール、三人のドラマが回り始めるにつれ引き込まれる、"老い"をテーマとした傑…

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5.0
2021年の再々見以上25本目。 前に見てから6年。 群像劇だし、あちこちに目が行き届いていて、全てのエピソードを投げやらず、うまくまとめて素晴らしい映画! 監督の中でも本当に出来が良いです♪

 「生き方を知らない人々は 輝きがない」

 俳優専門の老人ホームが舞台のなんやかんや。

 スランプで引退した、精神的に問題のあるサン=クレール
 死亡記事が誤って新聞に載ってしまったマルニィ
 …

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kazun
3.0

隠居した俳優達が集う老人ホームが舞台。マルニーはかつて妻を寝取られ自信を無くし大成できなかった。ある日サンクレールが入居する事に。

印象的なシーン
・劇中劇 不倫相手を刺殺
・ニシンの燻製とホール…

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顔が近い・・・
昔の映画にはよくあるが、これはまた歳の離れた2人。
カブリサードのあの失意の理由が判らない。
4.5
ハリウッドだったらどう考えてもドタバタコメディーで大団円になるとしか思えない設定を、豊かな悲哀と感傷を湛える一級の群像劇に仕立て上げてしまう所が流石はデュヴィヴィエ。
歯茎
4.3

「彼に才能などまるでない だが 君が惜しい 失望と不遇の中でも演劇を愛していた 君は忠実だった」

三者三葉の喪失があるんだな
おれもいつか人生丸ごとかけて好きだったものを老いによって失う日がくるん…

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Omizu
2.9

【1948年キネマ旬報外国映画ベストテン 第5位】
『にんじん』ジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品。ヴェネツィア映画祭でビエンナーレ杯を受賞、日本では戦後の1948年に公開されキネマ旬報ベストテンで…

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あらすじとは想像のつかない流れに行き着くところは驚いた。狂言回しのような人間が中心な作品だと感じて、どちらかといえばホームに集う人たちの話で、少人数だけにフォーカスしたものとは違った。
tomoko
5.0
老いたことを受け止めた者と老いを受け入れられない者どちら共の哀れさや悲しみが描かれていた。

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