これも邦題がいい。原題はヒーローの名前で「ぺぺ・ル・モコ」(今なら並列する)。この時代のフランス映画の代名詞になった映画でキネ旬で、一位だったとか。それもジャン・ギャバンの男ぶりか?後に『カサブラン…
>>続きを読む強盗と銀行襲撃の罪でパリのお尋ね者となりアルジェリアのカスバに潜伏中のぺぺが辿る末路を描く、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の名作ドラマ。
デュヴィヴィエ監督は名前は知っていたけど作品を見るのは初め…
傑作。ぺぺが街に降りようとする二つのシーンは圧巻。最初は酔った勢いで走っていき、警察の罠にまんまと飛び込みかけるが、転んで女に説得されて助かる。獅子のように誰にも止めることができないような猛烈な走り…
>>続きを読むAmazonプライムにて。初見。
シンプルに主人公の名前をタイトルにした原題「ペペ・ル・モコ」を「望郷」とした邦題のセンス。ラストでぺぺが叫ぶのは女の名前だが、それは同時に故郷パリへの想いが込めら…
過去鑑賞
アルジェリア、カスバ。多種多様な人種、迷路のように入り組んだ町並み、カスバの町が本当に魅力的。そして、その町で彼の故郷であるパリの女性、ギャビーと恋に落ちたペペ。2年間を共に生活してきたイ…
ジュリアン・デュヴィヴィエ監督『望郷』(1937)
愛のために逃げきれぬことー
どんな策士でも、理性の働かない恋という魔物にとりつかれてしまっては機能しなくなる。
デュヴィヴィエの「みる」「み…
悪役の主人公が故郷フランスの香りを纏った美しい女に出会い破滅へと転落していく。ファム・ファタール物プロット。
詩的リアリズムの傑作と称されるが、光と影のコントラストや後半の閉塞感含め、フィルム・ノ…
現代の映画のように入り組んだ設定や前提知識がいらず、非常にシンプルな構図の作品。
ぺぺは最初かなり有能な悪のはずが、外側から少しずつ切り崩されていって、最後には登場した頃の堂々とした雰囲気が微塵も…