フランス領アルジェに逃げてきた強盗のぺぺルがそこで出会ったギャビーに惹かれていく恋愛映画
後のフィルムノワール作品群の先駆けともなり本作で魅せたジャン・ギャバンの所作はハンフリー・ボガードをはじめと…
このレビューはネタバレを含みます
ミレーユ・バランが美し過ぎて最高。マネキンは彼女を真似てつくられたと思っている。霧の波止場でジャン・ギャバンは彼女の名を叫ぶがその声は彼女に届かない、甲板に立つトレンチコート姿に傾けてかぶる帽子お決…
>>続きを読むこの映画、途中冗長だが観入る。
カスバという無法地帯の解説から始まり、むーんとした熱気と臭い汚さ堕落快楽、各国の前世の落伍者の溜り場…こういったことがスクリーンを通して伝わってくる。
『モロッコ』…
【再鑑賞】
犯罪を犯しカスバに潜伏中のペペ。
なかなか逮捕できない警察は、ペペの部下を利用し町へ誘きだす作戦に出る。
地の果てアルジェリアの閉塞感。
地元の情婦よりフランス人美女との人生を夢見る男の…
暗黒街カスバを舞台に凶悪犯のペペとパリから来た美女ギャビーの切ない愛を描いた作品
情熱的な恋による盲目を
警察が利用していると分かっても
愛する女性のもとに行くぺぺに、
愛の力強さと恐ろしさを感じ…
このレビューはネタバレを含みます
最後のペペとイネスが違う世界に住んでいる人々だという暗示・対比がすごく心に残った。
ぺぺがイネスに対して感じているのが恋愛感情だけではなく望郷の念もたしかにあるという描写や雰囲気が感じ取れる。おばさ…
ギャバンは素敵だけどやはりどうしてもカスバの女イネスに肩入れしてしまいます…
「カスバの女」の元ネタはこの映画だったのですね。
日本では戦前に公開されたということですが、これを見たらそりゃギャバン大…
アルジェのカスバの街に潜伏する悪党のペペ。恋人のイネスに匿われて暮らしながらもパリへの望郷の念を募らせていた彼の前に、パリからやってきた美女ギャビーが現れて......。
『陽は昇る』を観たの…