どん底の作品情報・感想・評価

『どん底』に投稿された感想・評価

mer
3.0
背景がうつくしかった
長回しもよい
でもどこかに 確かにあるやるせなさ
Akko
2.5
このレビューはネタバレを含みます

パリを舞台に社会のどん底で生きる人々の生き様を描いた作品。
ギャンブルでどん底に落ちてくる者にそこから何とか這い出ようと奮闘する者。
でもあまりどん底感は感じられなかった。
内容的にもっと暗くて重い…

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ジャンルノワール監督
オリジナルのロシアをパリに設定を変えて、底辺に生きる人々のドラマ
ジャンギャバンは父譲りの盗人だから女まで盗んだ⁉︎違う場所に行った方が幸せになれそう

日本では黒澤明監督が映画化
hasse
4.4
このレビューはネタバレを含みます

ゴーリキーの同名戯曲を、当時1930年代フランスに置き換えた作品。原作が終始救いのない展開であるのに対し、本作は生への希望に満ちたエンド。

これは名作。泥棒ぺぺル(ジャン・ギャバン)と、男爵(ルイ…

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3.6
この時代の映画だから大して期待はしていなかったんだけど一定のおもしろさ。同名戯曲に比べて泥棒のロマンスと男爵との奇妙な友情が主題として押し出されていて、俳優の自殺等の出来事と不思議なバランス。

ゴーリキー戯曲を舞台をパリに換えて映画化、日本でも黒澤明が映画化してました。金貸し夫婦が経営する貧民木賃宿の住人泥棒ぺペル(ギャバン)、盗品を捌いてくれる宿屋の女将と出来ていたぺペルだが、強欲女将に…

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 ズーム、ズームアウトによるフレーム内の空間拡張を無効化するようなラストのフレーミング。ウラディーミル・ソコロフをリンチにする際のフレーム内フレームやジャン・ギャバンとスージー・プリムが口論する際の…

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sho
-

すごく好き。ルノワールの断定ベストかもしれない。階級なんて関係なく、みなどん底でも、大らかに生きる。この優雅さとラストの多幸感。ジャン・ギャバン演じるペルルとルイ・ジューヴェか演じる男爵のやりとりが…

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ノノ
4.0

ルノワールの中でもかなり面白い。朗らかなどん底。黒澤明版より人々に余裕があって楽観的。映るものがすべて綿密に計算されているのに自然。流れるような撮影と2人で歩いて去っていくラストシーンが美しい。ペペ…

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kazoo
3.8

物語は、ロシアの作家マクシム・ゴーリキーの戯曲を原作としている。パリの安宿に住む人々の生活を描いた群像劇で、泥棒の主人公と友人の男爵の友情を中心に展開する。物語は、主人公が安宿で暮らす人々と関わりな…

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