シラノ・ド・ベルジュラックの作品情報・感想・評価

「シラノ・ド・ベルジュラック」に投稿された感想・評価

yadakor

yadakorの感想・評価

3.0
これとか、パイレーツオブカリビアンもそうだけど、ライトが明るすぎてセット感丸出し モブはすぐ合成でごまかすしな
戦場に女がいるってのも(19世紀の戯曲なので仕方ないけど)なんかコミカルに感じてしまった
chitos

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3.5
素敵な言葉がすらすら出てくる、シラノかっこいいよ。話が面白い人って魅力的だ。
みずき

みずきの感想・評価

4.0
見た目にコンプレックスを抱える主人公、無意識に男を惑わせる美女、無能なイケメン。最初はなんてありがちな話、、と思いながら観てたけど、シラノって実在の人物なんや!!しかも有名な人!!という驚きによって5割り増し笑

このレビューはネタバレを含みます

冷静に見ると戦場でラブコメやるような奴らだから悲劇になるのも分かる。

が、フランス人は半分情熱で出来てるから仕方がない。

そしてもう半分はあの世にまで持っていく・・・心意気だ!
『……さあ、取れ、取るがいい!だがな、貴様たちがいくら騒いでも、
あの世へ、俺が持って行くものが一つある!
神の懐へ入るときはな、俺はこう挨拶をして、
青空の門を広々と掃き清めて、貴様らがなんと言おうと持って行くのだ!
皺一つ、染み一つつけないままで!
それはな、わたしの……心意気だ!』

「素晴らしき日々 ~不連続存在~」をやってからとにかくシラノに触れたくて、ようやくレンタルした訳だが、この台詞(訳が違っているが)を実際にラストシーンで聞いたら涙が止まらなくなった。詩人である事はここまでストイックでなければいけないのか。シラノの口は止まらない。酔っているから。自分に、彼女に、そして世界に。心意気を決して失わなかったからこそ、彼の物語は今もこうして語り継がれている。

ジェラール・ドパルデューが最高のシラノを演じていた。個人的にはあと一時間長くても良かった。
riekon

riekonの感想・評価

3.0
切ないなぁ…彼女を愛しているのに彼女の好きな彼の代筆や詩を囁いてあげるシラノに泣けてしまって。
彼の気持ちが美しい詩に表れてもう悲しい。
バルコニーのシーンは辛いよ。
ラストシーンも初めの口も剣も立つ皆んなから拍手喝采の姿を思い出して涙が止まりませんでした。
沢山の詩を読むドパルデューが凄かったです。
栁夛一

栁夛一の感想・評価

4.2
17世紀フランス、詩人にして剣豪、理学者にして音楽家と、多彩な才能を持つシラノは従妹のロクサーヌに恋心を抱きながらも、生まれ持った醜い鼻ゆえにそれを胸の奥へ押し隠し続けていた。しかしロクサーヌはシラノと同じ青年隊の若きにして美男子のクリスチャンを想い、シラノに恋の相談を持ちかける。同じくして、クリスチャンもまたロクサーヌに想いを寄せており、シラノは心ならずも二人の仲を取り持つことになる。愛の言葉を求めるロクサーヌのために、口下手で文才のないクリスチャンの恋文を代筆するシラノは、同時に自分の想いを重ねるのであった…

この大地には、かつて生きた人々の、言葉にならなかった想いが無数に眠っている。
目を覚ますことのない、口にしなかった想い、伝えられなかった恋心は、何処へ行くのだろうか。
のん

のんの感想・評価

4.5

2017年再鑑賞&再投稿。

時々観たくなる映画。

17世紀に実在した、剣豪にして作家、哲学者、理学者でもあるフランスの詩人、シラノ・ド・ベルジュラックを主人公にした人気戯曲の映画化作品。
初演の1897年から、繰り返し上演され、ミュージカル化もされてるくらいだから、そのストーリーの持つロマンスは太鼓判だと思います。

映画としてこの作品が多くの人に受け入れられるかはわかりませんが、
「私心なき恋愛の殉教者」シラノ・ド・ベルジュラックの物語はほんとにロマンチック。
鼻が特別に大きいという見た目の障壁から女性を避けてきた男、シラノを演じるドパルデューの素晴しさ!悶絶!
容姿へのコンプレックスから、自分の心は打ち明けられずに美男ではあれど知的ではないクリスチャンの影武者として恋の詩を捧げ続けるドパルデュー(シラノ)!ああ素敵。

即興の詩を唱えるシーンが長いので、そういういかにも“演劇的”なものが苦手な人には薦められないけど、演劇や史劇、純文学が好きな人なら大丈夫かと思います。
“鼻が大きい”だけで大真面目なストーリー。

私はこの話が大好きで、「愛を語る技術」に官能を見出だす当時のフランス的な風俗もまた興味深い。


あんまりそーゆーのは…という方にはスティーヴ・マーチン主演のコメディ『愛しのロクサーヌ』をおすすめします!



追記:なんと!私はこの舞台の来日公演を、ジャン=ポール・ベルモンドの主演で観てます!
亘

亘の感想・評価

4.1
剣術に優れ文才はあるが鼻が大きいシラノ・ド・ベルジュラックは美男子クリスチャンのロクサーヌへの恋を応援するべく手紙を代筆する。恋と友情の物語。

フランスの戯曲で難しいかと思いきや中盤まではコメディ。現代でいえば、話が面白くないイケメンのSNSアカウントを口達者なフツメン(鼻にコンプ)が動かしていて、「美女がオフラインで会いたがっている!どうしましょう!」っていう感じ。どこか『ハンサム☆スーツ』に似ているように感じた。
シラノの立て板に水の口上は面白いし引き込まれる。手紙を書き始めてからは「やばい。バレるバレる!」って焦るし、結構ドタバタで笑えた。

戦争のシーン以降は一転してシリアスな展開。戦後シラノは奇襲を受けて致命傷を負いながらロクサーヌのもとへ向かう。シラノが自分の人生を振り返るラストは印象的。自分の詩で自分が幸せにはなれなかったけど他の人は幸せになれた、それで良い。シラノは立派な心を持っていたからこそ余計に切ない。
コメディ部分は面白くて、ラストは感動的。この戯曲がフランスで愛され続ける理由がわかったような気がする。

印象に残ったシーン:シラノが立て板に水の口上をするシーン。バルコニーで詩を読むシーン。最期にシラノが人生を振り返るシーン

*この作品は年末帰省した際ヨーロッパ文学と文化が好きな母から教えてもらいました。その時教えてもらったのが、これと『バベットの晩餐会』でどちらも良作だったので「母上お目が高い!」と感心しました笑
僕が映画を結構見始めたのは実家を出てからなので母と映画を一緒に見た事はあまりないです。でも僕はヨーロッパ映画好きで、母も「アカデミー賞よりカンヌでしょ!」って言っていて、志向が似ていて血は争えないなと感じました。
gomaeda

gomaedaの感想・評価

4.0
またまたジェラールドパルドゥ!一時フランス映画にハマってたなぁ〜
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