拷問シーンも陰惨だし、なにより展開がムゴい。特に若旦那が盲目になって帰ってきてからの束の間の幸せな時間と、それをぶち壊すレイプが極悪。盲目になった若旦那と気が狂った妹の心中も、まぁそうなるか、となり…
>>続きを読む谷ナオミさんのお顔がどんどんと疲弊していく特高高橋明の取り調べ。枡一杯の豆を床にこぼして拾いなさい。泣き虫だったって江角英明の陰湿さたまらない。軍歌に縋りついてまで哀願しても戻ってきた五條さんは盲目…
>>続きを読む前半、特攻警察の残虐さ、後半、大日本帝国軍の残虐さ。理性を失った日本人が、一体何を行なっていたか?が、解り易く描かれる。国家と言うものは、個人を土足で踏み躙る訳で、それが戦争という極面で、最大化して…
>>続きを読む日本軍に虐げられる谷ナオミと東てる美。75年製作だし、なんとなくナチスプロイテーションが元にあるような気がした。気が狂った妹を盲の兄が殺す『その男凶暴につき』以来の切なさ。大海バックに死んだ兄妹をロ…
>>続きを読む反体制思想家の屋敷に従事している女中(谷ナオミ)が、兵役についた若旦那(五條博)の生還を結実させるべく、体制側の虐待行為を耐え凌いでいく。大日本帝国陸軍の暗部を題材に扱っている、日活ロマンポルノ。「…
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