当代一のヴィオール奏者Sainte Colombeの「音楽」探求の話。俗世を嫌い、真の芸術を目指して1人音楽に向き合う姿には圧倒される。《Tombeau de regrets(哀惜の墓)》も《La …
>>続きを読む中盤で「なーんだ結局愛憎劇的なやつか」と思ったが、最後まで観たらちゃんと音楽の話だったのでよかった。
ヴィオールの美しい音色と悲しげなメロディが終始涙を誘う。とにかく暗く悲しい作品だった。
師は…
傑作。
人間と同じくらい、いやそれ以上に楽器を人間らしく撮ったと思ったら、「楽器は音楽ではない」と言ってヴィオラをぶっ壊して観客を揺さぶってくる。こういう音楽映画も、人間に拮抗するくらい楽器を人間ら…
1/29/2022
「言葉で語れぬものを語るのが音楽です。だから俗世のものではない。音楽が王の物ではないことがお分かりかな」
「神のものですか」
「違う なぜなら神は語られるからだ」
「…
俗世の音楽なぞ作らぬ!と隠遁暮らしをする生粋な音楽家とその弟子。禅問答のようなやりとりと、天才かつストイックなまでの美への探求のもとで生まれる芸術の紡がれる美しさを映像化しようとしたアラン・コルノー…
>>続きを読む音楽の消費の度合いを増す現代こそ観るべき作品よね。『楽器は弾けるが音楽家ではない』から始まるサント・コロームとマラン・マレ師弟の芸術問答な具合で、レベルは違えど昨今の世界にも結構当てはまる所も多い。…
>>続きを読む美しい。峻厳。美術も音楽も本物。
バロック音楽好きなので、ジョルディサバールのヴィオールが聞けるのも嬉しい。
ジャンピエールマリエル素晴らしい。
夭逝したギヨームのこと、いつも考えてしまう。余りに悲…