黒川清の監督作。劇場で観た時は160分くらいに感じたけど、100分くらいしか無かったのか…。それくらい時間経過がゆっくり感じられる作品だった。
基本「回路」と話のプロットは共通してる。世界の秩序を…
犯人と人質を殺してしまった刑事が1本の木と出会う。
体制からの脱却、社会と自然の摂理、共生と共存と淘汰。
誰かを救うということは誰かを助けないということ。
必ず暴力を交えるところを見るに、これは黒…
解釈としては、なんか神話っぽいなって思った。何千年も生きる命の世話役として、「生命の樹」を生かすか殺すか、世界の采配を巡って神々が争ってるような。神々には感情は無いがそれぞれの理があり、己の理に沿っ…
>>続きを読むおもしろい。
何が正しくて何が正しくないのか。
誰の言葉が本当で誰の言葉が嘘なのか。
はたまた皆正しいのか。
自分は何を信じるか。
自然対自然
自然対人
人対人
この構図は確かに、「悪は…
刑事だった主人公が森と出会い、自分の〈生〉を変えられていく作品。個人的に桐山の誰かに媚びず、攻撃的に接する点が、濱口竜介監督の”The Depth”のリュウに重なって好き。カリスマという木を巡って刑…
>>続きを読む日活・キングレコード・東京テアトル