ドッペルゲンガーの作品情報・感想・評価

「ドッペルゲンガー」に投稿された感想・評価

t

tの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

多くのレビューやwikiも間違ってますが、最後の生き残った方はドッペルゲンガーらしいです。DVD付録の監督インタビューに詳しいので是非
「ドッペルゲンガー」とは「自分とそっくりの人間を見ると死ぬ、という超常現象」とのことで物語は始まったが、そのうちに「ドッペルゲンガー」は本人と同一化していく怖さが描かれた黒沢清監督のエンターテインメント映画。 

3分割スクリーンなどの画面構成に凝っているだけでなく、同一画面に一人二役の役者が描写されるシーンが楽しい。あの黒澤明監督の『影武者』冒頭シーンを応用したような映像。 

ユースケ・サンタマリアが『レイダース』みたいに大玉で追われるシーンも楽しい。 

終始楽しめる娯楽作の傑作である。
a

aの感想・評価

2.9
演技はすごく良いです。
自分って本当はどういう人間なのか?!

期待しすぎた(笑)好きなテイストではなかったかなー。アートのようなコメディかな?シリアスだったらなー、、。BGMも苦手でした。
好きな人は好きでしょーね!
ちなみに、この監督の『ダゲレオタイプの女』は好きです。
ROY

ROYの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

自分にとって初めての黒沢清作品。
ドッペルゲンガー現象を軸に作られていて、映画の序盤のホラーの導入はキマっていたが、「もう1人の自分を見ると死ぬ」というドッペルゲンガーの定義をあえて壊した所が面白かった。
永作博美さんはこれが初めての映画出演だったらしい。ユースケ・サンタマリアさんの悪党ぶりや柄本明さんのオチぶりもこの映画をしっかり支えていてさすがだなと思った。
そして、やはり役所広司さんの1人2役の演技は凄かった。
次は「CURE」を見ようと思う。
モナ郎

モナ郎の感想・評価

4.1
ぶっ飛ばしてるなあ。
画作りが相変わらず独特で美しく、アート要素が強いのに要所要所でふざけてくるから余計に面白い。ストーリー展開も予想のつかない方向へ転がっていくので、どんどんのめり込んでいく。

無茶苦茶やってるように見えて、車の移動や、やたら飲むコーヒー、銃撃戦などの映画の伝統的な文法(だと僕が勝手に思っている)はきっちり押さえているので、黒沢清はゴダールとか好きなのかなあと思った(ゴダールもそんな詳しくないのでわからないけど)。
shinsaku

shinsakuの感想・評価

3.4
役者目指す人は観なきゃダメと思う一作。

役所広司の芝居が達者すぎて
shun

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4.8
めっちゃいい
すごくいい話でも面白い話でもないけど、演出が冴えた映画、視覚的な演出の数々で勝負することに感嘆し、かわいいシーンも多く笑った。黒沢清の人間味というかお茶目なところというか遊び心が感じられたと思った。たぶん。ラストシーンがこの映画のかわいらしさを一番感じられるとこじゃないかね、役所広司、永作博美、柄本明もかわいい。
ホラーかと思いきやコメディ。
永作博美ってこんな可愛かったっけ?笑
悩める研究者が自身の分身=ドッペルゲンガーと出会ってから歯車が狂いだす、『CUREキュア』の黒沢清監督作品。

役所広司演じる主人公は本体と分身、まるでスパイダーマン2のドクターオクトパスのような二面性。最初分身が現れたときの分割画面なんかの演出と、後半の怒涛の展開と面白いところもあるけど…。

すっかりホラーな気分で鑑賞したのに、そこまでホラーしてくれない!むしろ人間ドラマに片足をつっこんでるような。少なくとも今回はやや不完全燃焼(ーー;)
2002年の公開作品がこのタイトルでこのアートワークなら、ラストはおそらくファイト・クラブみたいな展開になるだろうと推測されるけどこれがまるで違う。笑

距離とか時間の概念なんかを全く気にしないで勢いだけで撮ってしまったような終盤がかなりぶっ飛んでいて面白いんだけど、同時にこれはなんなんだ?という感想をどうしても抱かずにはいられない。役所広司が半ば不死身のような存在になっていたのは、彼が、出会えば死ぬとされているドッペルゲンガーを彼自身の手で埋葬することに成功したからだったのでしょうか。
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