仁義の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『仁義』に投稿された感想・評価

K
3.8

運命の輪は知らぬうちに悲劇を呼び寄せる

ドロン演じる仮出所中の男コレイをはじめ、逃亡中の容疑者・元警察でアル中の射撃手・刑事・刑事の"いぬ"クラブのオーナーの5人の中で巡りめぐるノワール

"サム…

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髭アランはやっぱりカッコいい。この監督とアランドロンの相性好きかも。サムライも仁義も撮り方が似てると思ったら、どちらも撮影者がアンリ・ドカエという人なのか、撮り方好きだから覚えておこう。
この映画は…

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助けられたもの同士の情・・・★3.6

 渋い!相変わらず会話少な目、宝石店襲撃に信用できる者同士が終結!・・・。
 ひょんな出会いから助け合われた者同士の情、仁義、男のロマン、寡黙な描写に相変わら…

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タランティーノが監督したら劇的に面白くなりそうな映画を70年代にフランス人が監督してしまった、みたいな映画。

音と台詞を極限まで抑制し、視覚言語の持続だけで観る者を引き込む、フィルム・ノワールの到達点のひとつ。

襟を立てたトレンチコートに身を包み、鋭い眼差しを交わす男たちが、それぞれの掟と欲望のために淡々…

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歯
3.1
あのとき出会わなければ……と嘆いたとしても、それも必然だった。
1,0.7,0.3,0.5,0.6
4.4

この映画をここまで余すことなく形容できる言葉を私は知らない、くらいに適切なヤツを先日、勉強した。
“シュッとしてる”である。
関西人は、賢い、クール、スマート、清潔感がある、オシャレ、落ち着きがある…

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メルヴィルらしい青の色調の画面と限られたセリフと音楽のみで語られる演出はやはり絶品。本作は犯罪映画でありながら逃亡劇、群像劇、さらにはロードムービー的な要素も兼ね備える。あらゆるジャンルの映画の交差…

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PS3
-

ハリウッドの職人監督であれば90分で撮り切る題材をこれだけ時間をかけて撮っているのだから、当然緩慢な作品に仕上がっているはずだが、にもかかわらず無駄がなくタイトに感じられるのがすごい。
ゆっくり進行…

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原題の「Le Cercle rouge」はラーマ・クリシュナの言葉による。「運命の赤い輪」の中に出会うべき人には出会うといったほどの意味。ジャン・マリア・ヴォロンテが列車での護送中に脱走し、アラン・…

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