フリック・ストーリーの作品情報・感想・評価

「フリック・ストーリー」に投稿された感想・評価

dailyfroth

dailyfrothの感想・評価

3.5
実話ものの原作に惚れこんだアラン・ドロンが自ら製作も務めて主演したという本作はどことなくメルヴィル系ノワールな趣。冷徹な悪役のジャン=ルイ・トランティニャンが安藤昇の上位互換って感じでこれまで観た出演作のなかでも抜きんでて魅力的だった。
アラン・ドロン扮する敏腕刑事が脱獄した凶悪犯を追う物語。

ジャン=ルイ・トランティニャン演じる冷酷な凶悪犯が印象に残ります。

緑のトレンチコートに咥え煙草のアラン・ドロンもまた新鮮。

実話を元にしてるので、派手さは少なめ。この時代ならではの捜査方法は興味深いですが。
mash1966

mash1966の感想・評価

2.5
スターチャンネルで放映していたので久々に視聴。
はま

はまの感想・評価

3.3
引き続きアラン・ドロン特集。
今作は刑事さん。ほんといろんな職業やってますねぇ(笑)

実話に基づいたお話ということで、フランス史上に残る凶悪犯vs敏腕刑事の長き戦いです。
凶悪犯エミールが脱獄したところから始まり、レストランの客を襲ったり給料日の現金強奪したりと、やりたい放題(笑)

やってることがかなり強引な手口なんだけど、実際にやろうと思うと確かに合理的な手口でもあって…逆にリアルだなぁと思いました←
現代社会では到底存在し得ない犯罪者がいた時代ですね。だって「俺がやってる」って、隠す気がないですもんね。

そんなエミールの捜索をする刑事ボルニッシュ。
これ、思うと今の科学や機器の進化はすごいなぁと感じるばかりなんですが、ほんとに捜査の進歩がちょっっっとづつなんですよね(笑)
エミール本人にはかすりもしなくても、その周囲の人間関係から固めていくジリジリ感、そこもリアルで…じれったくもありました←

でもエミールにもちょっと気持ち傾いちゃう瞬間とかがあるのも今作の面白いところ。
エミール役のジャン=ルイさんがすごいです!
瞳が澄んでて、表情に憂いとか哀愁みたいなのがあって一概に凶悪犯とか言えない感じで… いや、悪人でしかないんやけども。

自分の行動や、ボルニッシュの捜査で段々周りの人が信じられなくなるエミール。
自分から捜査の枠を狭くしていったとも捉えられる感じが、余計「かわいそう」と思わせられる要因かも。

そんな感じで、刑事のアラン・ドロン目当てでありながらエミールの存在感にドキドキした一本でした。


張り込みするアラン・ドロンがかっこよすぎる
pier

pierの感想・評価

3.5
物語が淡々と進んで山がないです。
トランティニャンは悪役でも瞳が澄んでて魅力的でした。
riekon

riekonの感想・評価

2.0
冷たい眼差しのトランティニャン演じる強盗犯がいいね。
あんなに色んな場所で顔出してるのになかなか捕まらないから(笑)
ちょっと途中飽きたね。
レストランのシーンの芝居といきなりの逮捕が楽しいね。
昔は警察手帳ではなくて警察メダルだったの?今もかな?見せ方が面白かった。
A.ドロンの緑のトレンチ素敵だわ。
A.ドロンは若い頃が好き。
大好きな映画。タバコばかりふかしてるアランドロン刑事がいい。冷酷な犯人ジャン=ルイトランティニャンが素晴らしく、ピアノ弾く女に一瞬優しさを見せる。そういうシーンがフランス映画の良さなのだ
Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

3.0
年間3本以上の主演作を量産していた頃の、アラフォーになったアラン・ドロンの刑事もの。
悪党役のジャン・ルイ・トランティニャンは『男と女』のイメージが強くて、どうも凄みに欠ける。
ヘビースモーカーの平刑事で、上司にイビられるドロンは珍しいキャラ設定なので楽しめた。
暴力シーンをほぼ一手に担うジャン=ルイ・トランティニャン演じる敵役がとにかく怖くて格好良い。

本作のアラン・ドロンは敏腕若手刑事でいつも通りイケメンなのだが、本編中ずっと凶悪な敵と上司のパワハラに悩まされていて何だか不憫な主人公だ。
まあ、家に帰ると嫁のクローディーヌ・オージェが待っている辺りはさすがなんだけど。
上司に説教されている途中で煙草を吸おうとするシーンがあるが、これは当時だからアリなのか、フランスだからアリなのか、それともアランドロンだからアリなのだろうか?

トランティニャン演じる敵役のビソンは、冷血型殺人鬼の完成系と言っていいほど強烈なキャラクターだ。
善行賞で仮釈されたその日に人を殺し、部下達を引き連れて強盗や人殺しに明け暮れる。
見た目はインテリ紳士そのものなのに、追手の警官どころか罪なき目撃者をも躊躇なく殺しまくる。
条件反射で殺してるのでは?と思うほど、「視認→射殺」までの時間が他の映画の悪役より数秒早い。
ビソンが人を殺す度に仲間もドン引きしているのだが、そこから裏切りの気配を察知して仲間も殺す。
いかなる時も表情も何も変えない。目立った怒りも笑いも見せる事はない。
唯一笑うのは、銃を仕入れてきた仲間に向かって受け取った銃を突きつけるシーンぐらい。
「冗談だ」と嘯くおどけ笑いがゾッとするほど怖い。
LIMONE

LIMONEの感想・評価

3.2
ストーリー自体は特段…
脱獄犯の冷酷さがJ=L・トランティニャン演じることで増幅された感じ。
全体的に整理整頓された映画だなー、という印象。
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