映画ではビデオ通話(docomo広告による演出)、小説では二人が通っていた小学校で再会してから言う台詞「コトリ、メールをくれてどうもありがとう」にたどり着いた時、だいぶ魂揺さぶられました。これまた復…
>>続きを読む2007
学校では仲間外れを恐れて目立たず家では両親を気遣い良い子を演じる大島寿梨(成海璃子)は周りに合わせてしまう自分に違和感を感じていた。小•中学校で同級生だった花田日南子(前田敦子)は優等生か…
太宰治の一節
「あなたは嘘がうまいから、行いだけはよくなさい」
この引用は本作のテーマ
役割を演じて日々生きている
小説に準えて『本当の自分』を演じるも違和感は拭えない
『偽物の自分』も結局は自分…
コトリはヒナへのメールを通して寿梨自身がなりたかった自分と向き合い、それと今の自分との乖離を感じながらもその葛藤を乗り越える術を身につけたと思う。最後のシーンから、こんな自分は嫌だという気持ちだけで…
>>続きを読むこの手の映画が困るのは「これが2007年当時の中高生の感覚なのか?」と考えるとそうでもなくて、まず原作者真戸香は書いた時点で30才であり、監督の市川準は撮った翌年に59才で他界している。
この二人…
市川準監督と聞いて鑑賞。
今ひとつ良さが出てなかった気がする。
とくにクライマックスの
2人がテレビ電話するシーン。
黒バックに語り合う。
そのシチュエーションもアレだけど、
長い説明くさいセ…
内容がドンピシャで私の学生時代だった。嫌われたくないからその場にあったキャラを演じて当たり障りなく過ごす。そうするうちに自分がなんなのか分からなくなっていく。私もずっと『本当の自分』と『偽りの自分』…
>>続きを読むおすすめに出てきたからなんとなくで観て観たのだけど結構好きなテーマだった
心が乱れたときにまた観たい
以下、乱文。メモ。
"本当の自分"と"自分を守るために演じる自分"、全部ひっくるめて自分。
演…
人気者から嫌われ者へと転落したヒナコ。
両親の離婚後、母と暮らし始めるジュリ。
二人の少女の葛藤。
十代という多感な時期、
"自分"を確立出来ない息苦しさ。
他者にとって理想的な"自分"を演じて…
『あしたの私のつくり方』製作委員会